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日本で初めて繫殖に成功した<サメの子どもたち>を披露! アクアワールド・大洗でクリスマス企画

茨城県大洗町にあるアクアワールド茨城県大洗水族館(アクアワールド・大洗)は11月13日から12月25日まで、大洗ならではのクリスマスイベント「クリスマス アクアワールド 2025」を開催します。

サメの飼育種類数が日本一を誇る同館は、今年初めてクリスマスを迎える「サメのこどもたち」を特設水槽でお披露目。また、サンタクロースカラーが特徴の「シロボシアカモエビ」も展示されます。

そのほか、特別なクリスマス演出や期間限定フードの販売など、クリスマスを楽しめるイベントとなっているそうです。

アクアワールド・大洗でしか見られないクリスマス水槽

「クリスマス アクアワールド 2025」で注目なのは、サメの飼育種類数日本一のアクアワールド・大洗ならではのクリスマス水槽。館内3階のシャークダディズルームに展示されます。

「はじめてのクリスマス」をテーマに、今年同館で誕生し、はじめてクリスマスを迎えるバリキャットシャーク、オーストラリアンマーブルキャットシャーク、アラビアンカーペットシャーク、イヌザメの子どもたちが展示されます。

クリスマス水槽で展示されるサメの子どもたち(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

今回展示するサメのこどもたちは、すべてアクアワールド・大洗が日本で初めて繫殖に成功した種類。特に、昨年12月に繁殖に成功した「オーストラリアンマーブルキャットシャーク」の子どもを見ることができるのは、国内ではアクアワールド・大洗だけだといいます。

また、この特設水槽では、赤と白のサンタクロースカラーが特徴のシロホシアカモエビも展示されます。

シロホシアカモエビ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

さらにクリスマスを盛り上げる装飾・プログラムがたくさん

クリスマス水槽が設置されるシャークダディズルームには、約2メートルの高さがある「シュモクザメツリー」が登場。150個のアカシュモクザメぬいぐるみが飾られ、クリスマスの雰囲気を盛り上げます。

シュモクザメツリー イメージ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

ぬいぐるみは、アクアワールド・大洗の飼育員が監修したもので、体色はもちろん、ヒレのつき方や数をはじめ細部までこだわったオリジナル。コレクターズショップ『ガレオス』とスーベニアショップ『モラモラ』では同じぬいぐるみを販売予定です。

クリスマス仕様のライブやイベント

恒例のイルカ・アシカによるオーシャンライブや、アシカのお散歩タイム、カワウソのもぐもぐタイムなどのイベントもクリスマス仕様に。ベルを用いたアシカのパフォーマンスや、クリスマスソングにあわせたパフォーマンスを楽しむことができます。

アシカのクリスマスパフォーマンス(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

また、マイワシの群れを美しく演出するプログラム「IWASHI LIFE」は、11月13日から冬限定の演出に変更します。

さらにイベント期間中の12月24日には、アクアワールド・大洗の館内で、ハンドメイド作家による作品販売イベント「海のクリスマスマルシェ」を初めて開催。約40の店舗が出店予定で、海の生きものやクリスマスをモチーフとした小物雑貨やアクセサリーといった作品の数々を手に取れます。

夜のクリスマスの雰囲気も楽しめる

期間内12月20日と24日の18時からは、NIGHT AQUAWORLD特別版「クリスマスナイト」も実施されます。

記念撮影イメージ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

館内のロマンチックな照明を背景に、イルカ・アシカの限定パフォーマンスや記念撮影ができるフォトプログラムの実施、キーホルダー付きペアチケットの販売など、思い出に残るクリスマス体験が用意されるそうです。

詳しくはアクアワールド・大洗の公式ホームページに掲載されています。

※2025年11月12日時点の情報です

(サカナト編集部)

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