宮城県仙台市にある「仙台うみの杜水族館」は10月4日(金)から来年1月13日(月・祝)の期間、擬態する生きものたちをフィーチャーし、生きものの不思議な生態に迫る企画展「擬態展」を開催します。
敵から逃れるため、獲物を捕らえるために何かになりきる生きものたちについて学べる展示となっているようです。
魚類だけでなく無脊椎動物や昆虫の擬態も学べる
擬態展では、魚類や無脊椎動物、両生類や爬虫類、昆虫などさまざまなジャンルの「擬態する生きもの」たちを集め、特設展示と常設展示合わせて約30種の生体を展示。それぞれの生きものたちが生息する環境に合わせて、優れた擬態術を持っていることを学べます。
擬態する生きものたちは岩場や砂地、海藻など生息する環境に隠れられる姿を持っていたり、他の生き物になりきったりと様々な方法で厳しい自然環境を生き抜いています。
擬態する生きものたちを天敵から身を守るために隠れる「守りの擬態」、獲物に気づかれないように隠れる「攻めの擬態」の2つに分けて展示を展開し、生き抜くための生き物たちの工夫を紹介します。
2階企画展示室では、「擬態展」特別展示としてパンサーカメレオン、ミミックオクトパス、ヘラオヤモリ、ハナカマキリ、カレハカマキリ、チャカチャカ、ヤエヤマトガリナナフシ、リーフフィッシュ、コケガエル、コノハガエル、モクズショイ、コンビクトブレニーの計12種類の擬態する生きものたちを展示。それぞれの生きものによって異なる擬態術を実際に観察しながら学べます。
常設展示の生きものたちにも擬態にまつわるミニ解説を設置。うみの杜水族館内を巡りながら擬態する生きものたちについてさらに詳しくなれますよ。
アンバサダーにはものまねタレント「ほいけんた」さん
“人間界の擬態術のプロ”として、ものまねタレントである「ほいけんた」さんがアンバサダーに就任。同展とのコラボ企画を実施します。
10月12日(土)には、ほいけんたさんが1日館長として来館し、モノマネライブなどを行うそうです。
会期中は擬態術を語るほいけんたさんのオリジナルムービーや、誰かになりきって行うオリジナル館内放送、クラゲになりきるほいけんたさんがプロジェクションマッピングで登場するなど様々なコラボコンテンツも展開されます。
※2024年10月1日時点の情報です
(サカナト編集部)