アマガエルと暮らして梅雨を感じる
アマガエルはとても神経質で、捕まえたばかりのときは、特に環境の変化や人の視線に敏感。上から覗かれると食べられると思うらしく、真横からの観察が適していると息子が調査結果を教えてくれた。
上から覗きこみピンセットでエサを揺らすのも、かえって怖がらせていたのかもしれない。先述の通り、エサをそっとケースの中に置いておくと、人がいない時間に安心して食べている。

ケースの掃除も、最初は大騒ぎだった。カエルたちはすばしっこく、ちょっと油断すると跳ねて逃げそうになる。息子と2人でそっと手を伸ばし、カエルたちを別の容器へ移す作業は毎回悪戦苦闘。「逃げないでね」と声をかけながら、慎重に手を動かす。
飼育にまつわる色々なことを調べつつ、今は賑やかなアマガエル飼育になりつつある。皆さんも梅雨の風物詩として、自宅でアマガエルを観察してみてはいかがだろうか。
(サカナトライター:栗秋美穂)
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