千葉県市川市にある千葉県立市川産業科学館は現在、令和7年度企画展「うみ・千葉めぐり~魅力あふれる海の仕事~」を開催中です。期間は11月30日まで。
千葉県の「海」に関する仕事や技術に関して、パネルや実物資料など約90点を通して幅広く紹介。工作教室や体験、講演会といったコンテンツも用意されています。
4つのテーマから<海の仕事>に触れる
同企画展は、4つのテーマに分かれており、様々な側面から海の仕事について掘り下げていきます。
展示ではまず、「変わっていく漁業」をテーマに県内漁港における漁業の様子を紹介。漁法や漁具の歴史から、最新の養殖技術まで紹介します。

「千葉の発展を支える千葉港」をテーマとした展示では、普段は目にする機会が少ない大型船やクレーンの実物資料に加え、港で働く人々の活動がわかる展示も充実。天井クレーンシミュレーターで、実際の仕事を体験できるブースも用意されています。

「海と安全」に関するエリアでは、、防災シェルターや最新の海難救助システム、海洋調査の最前線を紹介。そして、「海に親しむ」では、サーフィン文化や職人技など、海に親しむ地域ならではの仕事や技術も網羅されています。

ワークショップも開催
11月1日には、ポンポン船をつくって船の仕組みや動力を得る仕組みを学べるワークショップを開催。また、11月8日には、海洋の安全を守ることについての説明と、海図を再利用したオリジナルエコバッグづくりを開催します。
そのほか、イカが食べる魚を学ぶワークショップや、海上自衛隊航海科の仕事についての説明するイベントも行われます。
いずれも事前申し込みが必要なので、気になる人はチェックしましょう。
子どもから大人まで楽しみながら「海の仕事」を学べる
千葉県立市川産業科学館の入館料は一般500円、高校生・大学生250円。中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方および介護者1名は無料。文化の日(11月3日)は入場無料です。
開館時間は9:00~16:30。月曜休館ですが、祝日は開館・翌日休館となります。
詳しくは千葉県立市川産業科学館の公式ホームページに掲載されています。
(サカナト編集部)