宮城県仙台市にある「仙台うみの杜水族館」は11月1日から11月24日まで、企画展「10年目のHello, Goodbye. 松島水族館展」を開催します。
同館の開館10周年を記念するとともに、2015年に閉館した「マリンピア松島水族館」について、写真や当時のエピソードを通して振り返る企画展です。
かつて松島水族館で働いていたスタッフの声を紹介するドキュメンタリー映像や、来館者から寄せられた思い出の写真・コメントなどが展示されます。
閉館から10年、開館から10年の節目
今年は、1927年に開園し半世紀以上地域に愛されてきた松島水族館が閉館してから10年。そして、その生きものや飼育員が引き継がれ、仙台うみの杜水族館が開館してから10年となる節目の年です。
企画展ロゴ(提供:株式会社 横浜八景島)同企画展では、「あの頃の思い出をみんなでもう一度分かち合いたい」という願いを込めて、手作りの小さな展示空間を設置。
宮城在住のクリエイターたちが制作した、2015年の閉館までの様子を写真で記録したファンサイト「Hello, Goodbye. 松島水族館」に掲載された貴重な写真や、松島水族館に縁あるスタッフの思い出、当時のエピソードが展示されます。
松島水族館のような温かみ溢れる空間に
また、来館者自身による思い出の写真も募集され、展示の一部として紹介される予定。
展示空間は同サイトのディレクター・高平大輔氏と仙台うみの杜水族館の社員が共同で制作し、当時の松島水族館の手作り感を再現するような展示空間を作ります。
In my life イメージ(提供:株式会社 横浜八景島)特設会場内では「In my Life」と題した元・松島水族館スタッフの仕事や日常を振り返るドキュメンタリー映像も上映され、震災直後の再オープンという苦難を乗り越え、自力で何でも取り組んだ水族館ならではの温かいエピソードが語られます。
オリジナルTシャツ(提供:株式会社 横浜八景島)さらに、松島水族館にちなんだ10周年限定オリジナルTシャツも販売される予定です。
詳しくは仙台うみの杜水族館の公式ホームページで確認できます。
※2025年10月30日時点の情報です
(サカナト編集部)