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展示エリア5 Coral 色彩のシーン

「展示エリア5 Coral 色彩のシーン」は、サンゴ礁を思わせるラッピングで全体が包まれているエリア。入ってすぐのところにある四角形の水槽では、椅子に座って上から魚を眺めたり、横からサンゴ礁をじっくり観察したりすることができます。

Coral 色彩のシーン(提供:井村詩織/撮影場所:広島もとまち水族館)

館長を務める佐藤文宏さんは、「低い位置からじっくり魚を見ることができるので、子どもたちに人気のエリアになるのでは」と話していました。

展示エリア6 海の花鳥風月 神秘のシーン

このエリアは光の切り絵作家・酒井敦美さんが手がけた作品と魚のコラボレーションが美しく、水族館の中でもひときわ目を引くスポットです。

海の花鳥風月 神秘のシーン(提供:井村詩織/撮影場所:広島もとまち水族館)

水晶のような丸い水槽で泳ぐプテラポゴン・カウデルニイも幻想的に感じられます。写真映えする撮影スポットも多数あるので、記念撮影にもおすすめです。

展示エリア7 Zipangu 黄金のシーン

金色の部屋で、優雅に泳ぐヒレナガゴイや金魚たち。2026年3月31日までの期間限定で展示されている、毛利元就の甲冑(レプリカ)と魚のコラボレーションが見どころの「展示エリア7 Zipangu 黄金のシーン」。

このエリアでは「和」と魚の美しさがストレートに伝わってくる展示になっていました。

Zipangu 黄金のシーン(提供:井村詩織/撮影場所:広島もとまち水族館)

また、展示エリアには飲食スペースも完備! 魚や両生類がモチーフになった、食べ物や飲み物は、水生生物好きならテンションが上がること間違いなしです。

広島もとまち水族館で味わえるカフェメニュー(提供:井村詩織/撮影場所:広島もとまち水族館)

展示エリア8 Message エピローグ

ここは絶滅・進化を表す時計とアジアアロワナが泳ぐ水槽が一体になっており、「Message」という名前通り、メッセージ性の強いエリアとなっています。

Message エピローグ(提供:井村詩織/撮影場所:広島もとまち水族館)

決まった時間に特別な演出があるので、時間まで待って「メッセージ」を見てみてはいかがでしょうか。

館長の「推し魚」は? 注目の水生生物もチェック

佐藤文宏館長に個人的に好きな魚を聞いたところ、展示エリア5「Coral」にいるハタタテハゼを挙げてくれました。

「見ているだけで癒される。何時間でも見ていられる」と語るほどの“推し魚”です。

館長の「推し魚」ハタタテハゼ(提供:井村詩織/撮影場所:広島もとまち水族館)

実際にハタタテハゼを観察すると、愛嬌のあるひらひらとした泳ぎと小さな体でありながら美しいグラデーションがかった体色がとても魅力的でした。展示エリア5のどの水槽にいるのか探してみてくださいね。

また、館長によると、展示エリア2「Forest」にいるオオサンショウウオも注目の水生生物。安佐動物公園からやってきたそうです。

オオサンショウウオのキャプション(提供:井村詩織/撮影場所:広島もとまち水族館)

オオサンショウウオといえば、人が両手で抱えるほどの大きさを想像しますが、広島もとまち水族館にやってきたのは、小ぶりのかわいいサイズ。大きい生体ももちろん素敵ですが、この愛らしい絶妙なサイズ感はぜひ実際に見てください。

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井村詩織

大学で寿司を研究するほど、無類の魚好き。推しの魚は観賞魚の「ベタ」です。 旅行先では必ず市場や漁港に立ち寄って、その土地ならではの魚料理や文化を楽しみます。 元新聞記者・現在Webライターとしての経験を活かし、魚や郷土料理の魅力を伝えられる記事を書きたいです。

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