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回転寿司にアカマンボウ使うのが難しい理由

実に多くの特徴を持つアカマンボウですが、延縄で漁獲があり日本はもちろんのことハワイなどで重要な食用魚。国内では「マンダイ」の別名で知られており、アカマンボウの筋肉が赤みを帯びることから、しばしばマグロの代用魚として話題に上がります。

アカマンボウの漬け丼(提供:PhotoAC)

しかし、少なくとも現代ではマグロの需要をアカマンボウの漁獲量で補うことは難しく、アカマンボウの価格も大変安いという訳ではないためマグロの代用魚として利用されている可能性は低いと考えられます。

代用魚のイメージ強いアカマンボウですが、味は非常に良いため、刺身や総菜として広く利用されているようです。また、アカマンボウの筋肉には疲労抑制機能を持つバレニンが多く含まれていることも知られています(アカマンボウに疲労抑制機能があるバレニンが高含量存在することを発見 -水産研究・教育機構?)。

アカマンボウは面白い特徴を持つユニークな魚なのでした。また、味もよいので見かけた際にはぜひ食べてみてはいかがでしょうか。

(サカナト編集部)

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