京都市下京区にある京都水族館は7月26日から8月24日までの期間、通常午後6時までの営業時間を午後8時まで延長する「夜のすいぞくかん」を開催します。
期間中は、妖怪を通して水辺のいきものを知る特別展示「水族妖怪通り」も開催します。
夜の水族館を楽しむ
「夜のすいぞくかん」では、7月26日以降の夏休み期間に合わせ、営業時間を通常午後6時から午後8時まで延長。夜ならではのいきものたちの姿と、照明演出による幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

9月30日(火)までは企画展「くらげと傘と風鈴と」も実施中。展示されているクラゲ風鈴・クラゲ京和傘や「京の里山」エリアがライトアップされています。
水辺のいきものがモチーフになった妖怪を解説<水族妖怪通り>
古くから言い伝えが残る水辺の妖怪たちは、さまざまな水辺のいきものがモチーフになっているとされています。
展示では、海に現れる「海坊主」や、京都水族館でも人気のオオサンショウウオがモチーフといわれる「大鯢(おおはんざき)」や、大蝦蟇(おおがま)、岩魚坊主など、8体の妖怪をブラックライトの演出で紹介します。

水族妖怪通りの展示期間は7月23日から9月30日まで。2階「クラゲワンダー」出口で鑑賞できます。
また、同展示を記念した各種スイーツも登場。展示と合わせて楽しむことが可能です。
手元でじっくりクラゲを観察できるプログラムも
夏休み期間中のうち、クラゲにちなんだ「9のつく日」には、容器の中に入れた生後約一カ月のミズクラゲを手元で観察できる有料プログラム「ふわふわクラゲ」が開催されます。

容器に入った小さなミズクラゲを観察できるだけでなく、クラゲにごはんをあげることも可能。胃袋が徐々にごはんの色に染まっていくようすも、手元でじっくりと眺めることができます。
開催日時は7月29日午後5時~5時30分、8月9日午後6時~6時30分、8月19日午後5時~5時30分。小学生以上が対象で、各回定員8名。公式ウェブサイト内、チケット購入ページから事前に特別チケットを購入する必要があります。
夏休み期間中の京都水族館
夏休み期間中、京都水族館ではそのほかトークイベントやワークショップなど、さまざまな企画を通していきものたちの魅力に触れることができます。ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
詳しくは京都水族館の公式ホームページで確認できます。
※2025年7月26日時点の情報です
(サカナト編集部)