観察の時に注意すること 縄張りを崩さないようにしよう
このように面白いSTEPを踏むキンギョハナダイの産卵ですが、観察する際には注意が必要です。
キンギョハナダイのオスたちは1日かけて、自分の縄張りのメスを決定しています。ダイバーが興奮して突っ込んでしまうとその縄張りが崩れ、また縄張りを作る作業から始めることとなります。
そうなってしまうと彼らの紳士さを見ることができなくなってしまいますし、命懸けの産卵を邪魔してしまいます。群れの外側から優しく観察・撮影しましょう。
キンギョハナダイを観察してみよう
各地に数多く分布しているキンギョハナダイ。エリアによって差はある可能性はありますが、筆者がホームとしている伊東の海では数千匹はいるであろうキンギョハナダイたちが一斉に産卵を始めます。
時期によっても動きの雰囲気が少し変わります。ぜひ恋愛ドラマを見るつもりで、ドキドキしながら観察しましょう!
(サカナトライター:まっさん【伊東のインストラクター】)
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