兵庫県神戸市にあるアクアリウムとアートが融合した都市型水族館「átoa(アトア)」は2月21日から4月13日まで、魚譜画家・長嶋祐成氏とのコラボ企画展「THE FISH 魚に導かれて」を開催します。
さまざまな水辺に生息する生きものを緻密に表現した長嶋氏の原画30点に加えて、60号2枚組の大判作品2点などを展示するほか、長嶋氏によるトークライブイベントも開催します。
展示のきっかけは長嶋祐成氏の書籍
アトアには、2500冊以上の書籍が並ぶエリア「átoa LAB」があり、長嶋祐成氏の著作『THE FISH 魚と出会う図鑑』を配架したことが、今回の企画展のきっかけになったそうです。
また、同書と2階にあるエリア「MARINE NOTE~生命のゆらぎ~」の世界観が合致することから、企画担当者が原画作品を展示したいと切望し、コラボ企画展の実現に至ったといいます。
魚譜画家・長嶋祐成氏とは?
長嶋氏は2016年4月より石垣島へ移住し、画家を本業として活動開始。著書には『きりみ』『THE FISH 魚と出会う図鑑』(いずれも河出書房新社)があるほか、展覧会では「魚へのまなざし−長嶋祐成と大野麥風−」(尼崎市総合文化センター、2023年)、「川」(京都蔦屋書店、2024年)などがあります。
企画展「THE FISH 魚に導かれて」では、書籍『THE FISH 魚と出会う図鑑』の構成を紐解きながら、水辺に生息する生きものを緻密に表現した長嶋氏の原画30点に加えて、60号2枚組の大判作品2点と複製パネル6点を展示します。
会場は2階「MARINE NOTE」で、2月21日から4月13日までの開催です。
トークライブやサイン本お渡し会も開催
2月22日午前11時からは、長嶋祐成氏によるトークライブも開催。今回の企画展に込めた想いや魚を描く際のこだわりポイントなど、普段は聞けない貴重なエピソードを直接聞くことができます。
また、トークライブ終了後の午前11時30分から午後1時と午後2時〜4時の間には、今回の企画展の構成にもなっている『THE FISH 魚と出会う図鑑』を購入した人を対象にサイン会を実施します。
企画展の詳細は、アトアの公式ホームページで確認することができます。
※2025年1月28日時点の情報です
(サカナト編集部)