東京都新宿区にあるサカナに特化した本屋・SAKANA BOOKSは4月19日、トークショー&ワークショップイベント「海のエイリアンを探せ!『チリモンBOOKS』」を開催します。
当日は、昨年6月に発売された書籍『こんなの見たことない! 海のエイリアン図鑑』(山と溪谷社)の著者で水中カメラマンの堀口和重さんによるトークイベントと、ちりめんじゃこの中に隠れた「チリメンモンスター」を探すワークショップを実施。
トークイベントは子どもから大人まで誰でも参加可能、ワークショップは小学生〜高校生限定です。
海のエイリアンの秘密を探る特別イベント
トークイベントとワークショップの共通点は、エイリアンやモンスターにたとえられる<小さな海洋生物たち>。エビ・カニ類の幼生やイカ・タコ類、クラゲ類や魚類の稚魚、貝類や棘皮動物など多種多様な生きものを紹介します。

当日は、「海のエイリアン」こと小さな海洋生物たちの生きている時のすがたと、それらが乾燥加工された「チリメンモンスター」実物とを見比べることができます。
興味関心の幅がひろがり、また書籍の内容への理解もグッと深まること間違いなし。

会場では、関連書籍の販売や水中カメラマン 堀口和重さんのサイン会、イベントオリジナルグッズの販売も予定しています。
未知との遭遇は足元の海に? エイリアンのような海洋生物たち
『こんなの見たことない! 海のエイリアン図鑑』は、まるでエイリアンのような海洋生物たちを、水中カメラマン・堀口和重氏の美しい写真とそれぞれの生物の専門家による監修で解説。子どもから大人まで、海のエイリアンたちに詳しくなることができる1冊です。

「虹色に輝くもふもふから覗くETのような顔」「ビームが出そうな赤い目を持ち、怪しく光る液体を出す謎の生命体」など、海の中には陸上の生き物からは想像もできない不思議な見た目や生態をした生き物たち。
そんなまるでエイリアンのようなインパクトある姿の海洋生物たちを、水中カメラマン堀口和重氏の美しい写真で紹介。また、解説はそれぞれの生き物に詳しい専門家たちが監修しており、最新の情報が楽しく学べます。
堀口さんが撮影した写真のなかには、日本初観察やこれまでに数例しか観察されていないとても珍しいものもいるそうです。
ちりめんじゃこの中に潜む小さなモンスター「チリモン」
私たちが普段食べている、美味しいちりめんじゃこ。
海で獲れた時には、稚魚やイカ・タコ・カニ・エビ類等の幼生など別の種類の生き物が混ざってしまうことがあるんです。

それらの生物をモンスターに見立てた「チリメンモンスター(チリモン)」は、海の生物多様性や海洋環境保全を学ぶ教材として取りあげられ、全国各地で「チリモン探し」のワークショップが実施されています。
※「チリメンモンスター(略称:チリモン)」はきしわだ自然友の会の登録商標です(区分41類・第5289688号)。
海の小さなエイリアンたちを目撃しよう
「海のエイリアンを探せ!『チリモンBOOKS』」は4月19日、SAKANA BOOKS(東京都新宿区愛住町18-7)で開催。正午〜と14時45分〜の2部制で、参加には有料チケットの事前購入が必要です。
チケットは、SAKANA BOOKSオンラインストアで購入可能。「セット券(ワークショップ&トークイベント)」か「トークイベント券」のいずれかで、それぞれ時間帯によってチケットが異なります。
なお、高校生以下の参加はチケット1枚につき保護者1名の付き添い無料です。

特典として、水中カメラマン・堀口和重さんが撮影した海の生き物オリジナルポストカード1枚(種類はランダム)がプレゼントされます。
聞いて、探して、小さな海洋生物を学ぼう
小さな海洋生物たちについて、有識者から話を聞いたり自ら探してみたりすることで理解を深めることができそうです。めったにないこの機会をお見逃しなく。
イベントの詳細は、SAKANA BOOKSのnoteで確認することができます。
(サカナト編集部)