アフリカでは<毒ガエル>も食べちゃう?
アフリカ各地でもカエルが食用にされます。
特によく食べられるのがアフリカウシガエル。体長が25センチ近くに達する超巨大カエルです。
煮込むと肉が膨張してしまうため、調理に手間をかけて炭火焼などにされますが、鶏肉に似た味の絶品食材とされます。
アフリカウシガエルブルキンファソなど一部の地域では、なんと皮膚に毒があるヒキガエルも食用にされます。皮をはいで洗ったうえで、干物にして食べるようです。
中央アフリカに生息するケガエルは、オスに毛のようなものが生える奇妙なカエル。カメルーンでは子宝をもたらす霊験があると信じられており、焼いて食べられることが多いようです。
日本人が未知の食材・カエル
カエルは高タンパク低カロリーで味や食感もよく、世界で愛される食材です。
日本ではカエル食は広まっていませんが、日本人は他の地域で見向きされない食材から料理を生み出す達人。何かのきっかけから、世界が驚く新しいカエル料理が生まれるかもしれませんね。
(サカナトライター:浅川 千)
参考文献
A short history of frog eating-the Guardian
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