豊かな海を未来に繋げるために活動する一般社団法人Chefs for the Blueは9月1日、学生らが漁業に触れ実際に漁に触れレストランの企画・運営までを行う実践型教育プログラム「ブルーキャンプ 2025」の参加者を募集開始しました。
同企画は2023年から始まり、今年で3回目の開催です。
日本の海が直面する危機に立ち向かう人材育成を

Chefs for the Blueは、国内の様々な分野におけるトップシェフたちが活動する団体。漁業現場を真に捉え、食文化を未来につなぐために様々な活動に取り組んでいます。
今回開催する「ブルーキャンプ」は、持続可能な未来を担う次世代育成を目的に始まった取り組みです。
5カ月間の学びを通じて、海や水産業の現状と食文化について学ぶことが可能。トップシェフが伴走しながら課題解決の視点と企画力を養い、社会にメッセージを届けるシーフードレストランを作り上げる実践型プログラムです。
「ブルーキャンプ」開催概要

ブルーキャンプの実施期間は、2025年11月9日(日)から2026年3月16日(日)まで。
11月中に4回のオンライン講座が行われるほか、水揚げやセリ、漁業者の現場を体感し水産物生産や流通の理解を深める産地フィールドワークも実施。12月には、東京と京都それぞれでレストラン研修が実施されます。
その後は、レストランの営業成功に向けた企画会議が数回行われ、最後には学生チームでシーフードレストランを企画し、春休み期間中に6日間の営業が行われます。

募集対象は大学生・専門学校生、学校に通っていない20歳以下の人。全てのプログラムに出席できること、海と食の問題を考え、行動することで日本を変えることに興味があることなど、5つの応募要件があります。
応募締め切りは9月28日(日)。また、9月5日(金)午後8時と7日(日)午前9時の2回、募集に際するオンライン説明会も実施されます。
食を通して日本の海を考えよう
生産者視点の海に実際に触れること、そして経営者の目線で実際の課題に向けて動くことを学ぶことができるプログラム。食を通して“日本の海”を考えるきっかけになりまそうですね。
詳細はブルーキャンプ2025の公式ホームページで確認できます。
※2025年9月1日時点の情報です
(サカナト編集部)