新潟県上越市の水族館「うみがたり」は来年1月17日から3月15日にかけて、海の生き物を忍者に見立てた特別展「Kenshin Ninja Aquarium(謙信忍者水族館)」を開催すると発表しました。
オリジナルストーリーとともに物語の舞台をイメージした水槽や、忍術のように擬態する生き物の展示を楽しむことができるといいます。
忍者は海にもいる?
忍術で隠れたり、逃げたり、攻撃したりする忍者。海の中にも、忍者のような生態を持つ生物たちも少なくありません。
例えば、多くの生物が「擬態」と呼ばれる戦略を獲得しています。
イベントのコンセプト画像(提供:株式会社 横浜八景島)今回、「うみがたり」で開催される「Kenshin Ninja Aquarium」は、そんな忍者のような海の生き物について、オリジナルストーリーとともに生体展示やイベントを楽しむことができる特別展です。
物語をイメージした展示
「うみがたり」の3階ロビーには、物語の導入をイメージした水槽「和水槽~Umigatari-Castle 海語城~」を展示。
物語の舞台である「Umigatari-Castle」を表現したテラリウム水槽には、雪景色の城とその堀に泳ぐ忍者を想起させる黒いメダカを楽しむことができます。
和水槽~Umigatari-Castle 海語城~のイメージ(提供:株式会社 横浜八景島)さらに、館内には生き物の生態を忍術に例えた、ユーモア溢れるオリジナル解説パネルが多数設置。「うみがたり」公式キャラクターの「うみくん」が忍者姿となって館内をナビゲートしてくれます。
また、本イベントでは忍者のような生き物たちを忍者部隊「Aqua Ninja(海忍)」と呼ぶそうです。
忍者のような生き物のイメージ(提供:株式会社 横浜八景島)忍術を持った海の生き物
1階の催事ホールで開催されるのは、忍術のような生態を持った生き物の展示です。
墨を吐いて敵から逃れる「墨隠れの術」を使うミズダコ、電気を使って敵を痺れさせる「雷撃の術」の使い手デンキナマズなどは、まさに「Aqua Ninja」と呼ぶにふさわしい生き物たち。
(提供:株式会社 横浜八景島)他にも「毒まといの術」のアカハライモリや「暗闇の忍術」のゴンズイなど、多種多様な生き物の生態を学ぶことができる特別展となっています。
生き物の生態を楽しく学ぶ
今回、開催される「Kenshin Ninja Aquarium」は、まるで忍術のような生態を持つ海の生き物たちを、ユーモアあるオリジナル解説パネルで楽しく学ぶことができる特別展です。
展示以外にも海忍のフォトスポットや「うみがたり大水槽」に忍者ダイバーが出現するなど充実。この展示を通して海の生き物の生態について楽しく学んでみてはいかがでしょうか。
※2025年12月8日時点の情報です
(サカナト編集部)