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ハナヒゲウツボの全体色をコンプリートしたい

「青色のハナヒゲウツボをみる」という目標は達成しましたが、一方で筆者としてはまた複雑な問題が発生してしまいました。

幼魚~若い黒色の個体は水族館でのみ観察したことがあり、オスである青色の個体は野生下でのみ見ることができました。そして、メスである黄色の個体は、水族館でも野生下でも見たことがないという状況になったのです。

水族館ではぜひとも成熟した青色の個体を見てみたいですし、野生下では黒色の個体を見てみたいです。

そしてメスに性転換した黄色の個体は、水族館でも野生でもいいので、とにかく見てみたい……そしていつか、ハナヒゲウツボの体色コンプリートを達成したいと思っています。

水族館でハナヒゲウツボを観察したり、ダイビングでハナヒゲウツボを見つけたりしたら、ぜひその体色にも着目してみてください。性転換、体色変化──魚の持つ不思議な生態が実感できますよ。

参考文献

中坊徹次(2013)、日本産魚類検索 第3版: 全種の同定、東海大学

大方 洋二、小林 安雅、矢野 維幾、岡田 孝夫ほか(1997)、日本の海水魚 (山渓カラー名鑑)、山と溪谷社

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みのり

みのり

センス・オブ・ワンダーを大切に

水族館に関するお話やフィールドワーク体験の記事を中心に、自然環境の素晴らしさやそれらを取り巻く文化的なお話もお伝えしていきます。

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