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江戸時代には縁起物?魚の形をした骨<鯛の鯛>300種類を収集する中学生 都内でイベント開催【東京都新宿区】

魚の胸びれを支える魚の形をした骨「鯛の鯛(たいのたい)」。

現在中学3年生の佐々木蒼大(そうた)さんは、この“鯛の鯛”を小学5年生の頃から収集し続け、自ら「鯛の鯛図鑑」としてまとめて発表。図鑑は全9巻を制作し、掲載された鯛の鯛はなんと約200種類にも及ぶそうです。

今年3月には、これまで制作してきた全9巻に描き下ろしを加えた『鯛の鯛図鑑 書籍版』を刊行予定。これを記念して、3月22日(日)に東京都新宿区のサカナに特化した本屋・SAKANA BOOKS(サカナブックス)で「魚の見方が変わるトーク&ライブ」を開催します。

蒼大さんが5歳の頃から面識があるという、水産系芸人として活躍するさかな芸人ハットリさんをゲストに迎え、二人による対談を実施。さらには、さかな芸人ハットリさんがSNSでも話題の魚の名前で歌う“替え歌”ネタを披露するほか、運営する外来種キッチンカーも出店予定です。

まるで魚に見える骨“鯛の鯛” 縁起物としても重宝

魚の身をほぐしていくと、エラの後ろ、胸びれの付け根あたりから、まるで“小さな魚が泳いでいるような形の骨”が現れます。これが、「鯛の鯛」です。

鯛の鯛標本(提供:佐々木蒼大さん)

鯛の鯛は人間の肩甲骨にあたる部分で、魚においては胸びれを支える役割をもつ骨です。胸ビレのある硬骨魚類にはほとんどの種で存在することから、多様な魚で確認できます。

江戸時代には、縁起物としても珍重さたといい、お守りや飾りに使われることもあったそうです。

約300種の鯛の鯛を骨格標本に

蒼大さんは、小学5年生の夏休みから中学3年生の約4年半で約300種の鯛の鯛を採集し、骨格標本を制作。うち200種を、自主制作冊子『鯛の鯛図鑑』にまとめ、これまでに9巻分を発表してきました。

鯛の鯛図鑑 全9巻(提供:SAKANA BOOKS)

昨年10月には、『鯛の鯛図鑑』書籍版の制作に関するクラウドファンディングを実施。支援者数114人目標金額207%と多くの支援が集まりました。

今年3月に刊行予定の書籍版は自主制作冊子全9巻のほか、書き下ろし原稿と魚との向き合い方がより深まるコラムを加え、一冊にまとめたものとなっています。

食べて終わりじゃもったいない!魚はこんなに面白い

今回『鯛の鯛図鑑』書籍版の刊行を記念して、著者の蒼大さんと、蒼大さんが5歳の頃から関わりのあった、お笑いを通して魚の魅力を伝えるさかな芸人ハットリさんによるトーク&ライブイベントが実現します。

さかな芸人ハットリさん(左)、佐々木蒼大さん(提供:佐々木蒼大さん)

第一部では、蒼大さんとハットリさんの2人が、図鑑の主役となった“鯛の鯛”から、図鑑制作の舞台裏までを語ります。また第二部は、クイズやランキング発表を交えながら、楽しく・面白く「魚」を見つめなおす内容で、魚がもつ新たな魅力を発信します。

唯一無二の<外来種キッチンカー>&SNSでバズる<替え歌ネタ>

イベント当日は、さかな芸人ハットリさんが運営する、“悪ではないけれど害がある外来種(外来生物)”を自ら捕獲し料理として提供する「外来種キッチンカー」も出店。

日本各地が抱える外来種問題について、“おいしく食べる体験”を通して、改めて考えるきっかけを提供します。

外来種キッチンカー(提供:さかな芸人ハットリさん)

さらに当日は、さかな芸人ハットリさんによるミニライブも実施予定。子どもも大人も楽しめる、ヒットソングの“魚替え歌”が披露されます。

“骨”を通じて魚のおもしろさを知ろう

普段あまり意識を向けることがない、魚の骨“鯛の鯛”。

鯛の鯛をこれまでに300種類を集めてきたからこそ分かる、魚の魅力とは──そして、一つのことにフォーカスして継続した活動を続けることの面白さとは。子どもから大人まで“気づき”のあるイベントになりそうです。

『鯛の鯛図鑑』刊行記念イベント「魚の見方が変わるトーク&ライブ」は3月22日(日)、東京都新宿区の本屋SAKANA BOOKSで開催。参加チケットはSAKANA BOOKSのオンラインストアで購入可能です。

詳細は、SAKANA BOOKSのnoteで確認することができます。

(サカナト編集部)

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