東京都品川区にあるしながわ水族館で3月20日から6月21日までの期間、電気をテーマにした特別展「ビリビリ展~生き物が持つ電気のチカラ~」が開催されます。
デンキウナギなど電気を発する生きものから、サメ・エイなど電気を感じとる生きものまで、電気と生き物の不思議な関係を展示し、電気にまつわる不思議な能力を掘り下げる展示となっているそうです。
「生きものが持つ電気のチカラ」に触れる
ビリビリ展では、地下1階「クマノミルーム」を中心に、館内各所で関連の展示が行われます。
「生きものが持つ電気のチカラ」をテーマに、電気を発する生き物と電気を感じとる生き物に焦点をあて、その仕組みと役割をわかりやすく紹介する内容。約7種の生き物が解説パネルとともに登場します。
電気を「出す」「感じる」生きものたち
メイン会場のクマノミルームでは、ブラックゴーストナイフフィッシュ、エレファントノーズ、デンキナマズなど、自ら電気を生み出す発電能力を持つ生きものたちを展示します。
これらの生きものは、獲物をしとめたり身を守ったりする際に電気を利用しており、種類によって電圧や発電の仕組みが異なる点も見どころです。
デンキナマズ(提供:PhotoAC)一方で、「電気受容感覚(ロレンチーニ器官)」で電気を感じとる生きものたちにもスポットをあてています。
ネコザメ(提供:PhotoAC)ごく微弱な電流を感じ取ることができるこの感覚器官は、サメ・エイの仲間が有する特殊な感覚器官。他の生きものが発する生体電気をとらえ、獲物の位置を把握する能力を紹介します。
電気の発生を可視化! デンキウナギの発電で電車が動く?
館内のデンキウナギ水槽前では、デンキウナギの発電に合わせてNゲージの車両が走る特別コーナーが登場。これはしながわ水族館初の試みだといいます。
デンキウナギ(提供:PhotoAC)期間中は、デンキウナギの生態をテーマにした「いきものトーク」も実施。平日は13時から、土日祝は16時からの開催で、期間中の火・水・金・土・日曜日に行われます。なお、3月25日~4月3日は全日土日祝スケジュールとなります。
また、人間も微弱な「生体電気」を持っていることに着目し、スパナやコンセントなどさまざまなものに触れることで電気が点灯するタッチセンサー体験も楽しめるのだとか。
遊びながら自分や生きものの体に流れる電気について学ぶことができそうですね。
企画展に関連したプログラム・コラボ企画も
イルカスタジアム前には、デンキウナギやデンキナマズが飛び出してくるような立体パネルのフォトスポットが登場するほか、イルカショーと水中ショーは、「ビリビリ展」をイメージした音楽による特別バージョンで実施される予定です。
また、品川区内の銭湯が加盟する「品川浴場組合」との異色コラボレーションも実現。特設パネルで区内の銭湯を紹介するほか、対象銭湯では『ビリビリ展』オリジナルステッカーを先着で配布するといいます。
また、マリンショップ シーガルでは、本特別展限定グッズを販売するといいます。
生きものがもつ電気の不思議を体感
同展示では、生体展示だけでなく、デンキウナギの発電で走る電車や体に流れる微弱電流を体感できるコーナー、水族館外とのコラボなどを通して、生きものがもつ電気をより身近に感じられる工夫が多数あるようです。
生きものがもつ不思議な生存戦略について、楽しみながら学んでみてはいかがでしょうか。
ビリビリ展について、詳しくはしながわ水族館の公式ホームページに掲載されています。
※2026年3月20日時点の情報です
(サカナト編集部)