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ハナミノカサゴを食する

ハナミノカサゴをはじめ、ミノカサゴ属の魚は食用としても用いられます。四国においては「きみ」または「きみおこぜ」という名前で販売されていることもありますが、標準和名でキミオコゼという種もいますので注意が必要です。

キミオコゼは四国以南で見られますが、四国では数が少なく食用としてはほとんど流通していません。四国で水揚げされ食用となっているのはみなミノカサゴまたはハナミノカサゴです。

捌く前に鰭を除去したハナミノカサゴ(撮影:椎名まさと)

身は焼き物や揚げ物などにして美味しいのですが、調理するときに有毒である鰭棘に刺されないように注意する必要があります。お店によっては鰭の棘をあらかじめ切って販売しているところもあります。

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椎名まさと

魚類の採集も飼育も食することも大好きな30代。関東地方に居住していますが過去様々な場所に居住。特に好きな魚はウツボ科、カエルウオ族、ハゼ科、スズメダイ科、テンジクダイ科、ナマズ類。研究テーマは魚類耳石と底曳網漁業。

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