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関東でよく見られるカサゴ類7種の見分け方 <カサゴ目>はもう古い?

釣りをしているとよく見かけるカサゴ類ですが、似ている種が多く区別ができていない釣り人も少なくありません。カサゴ類は実は多くの種がおり、種によって水深や市場価値も異なるのです。

この記事では主に関東でよく見られるカサゴ類についてご紹介します。

浅瀬で釣れるカサゴ3種

一般的にカサゴと呼ばれる魚はスズキ目カサゴ亜目の魚たち。かつてはカサゴ目という大きなグループでしたが、現在はスズキ目カサゴ亜目として扱われています。

中でもメバル科、フサカサゴ科の魚たちは流通上よく見かけるカサゴ類であり、釣りのターゲットとして人気がある魚たちです。

カサゴ

カサゴ(提供:PhotoAC)

カサゴはスズキ目メバル科の属する魚で、沖縄を除く日本各地、台湾や中国に分布しています。沿岸の岩礁に生息する肉食魚で、漁港のテトラポットなどでも頻繁に見られるようです。

体色は茶色または赤色系で、不明瞭な白点が散らばることが特徴。後述するウッカリカサゴとは色彩や胸鰭の軟条で区別することができます。

関西では本種をガシラ、九州ではアラカブと呼び、各地で別名がある他、食用として重要な魚で大きな個体は非常に高価。刺身や寿司で食べると美味しい魚です。

イソカサゴ

イソカサゴ(提供:PhotoAC)

イソカサゴはカサゴ同様に浅海に生息する魚。見た目はカサゴに似ますが、本種はカサゴよりも小型であり、赤みが強いことが特徴です。

分類学的にも異なるグループに属し、カサゴがメバル科なのに対して本種はフサカサゴ科に分類されます。

本種は小型種であることから食用にならず、主に観賞魚としての需要があります。カサゴとは背鰭の棘が13本であることから区別することが可能です(カサゴは12本)。

オニカサゴ

オニカサゴ属の魚(提供:PhotoAC)

オニカサゴ属のオニカサゴは関東の浅海でよく見られるカサゴ類の中では厳つい見た目をしており、ゴツゴツした頭部は岩を彷彿とさせます

カサゴにやや似ているものの体には多くの皮弁があることなどから区別すること可能です。カサゴ同様に食用になり、刺身や煮付けで食べると美味しい魚。

また、関東で見られるオニカサゴ属は主に本種ですがオニカサゴ属の魚は南方を中心に種が多いため、南方域で見られるオニカサゴ属の同定は慎重になる必要があります。

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サカナト編集部

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