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一部のバックヤードが開放される特別プログラムも

今回は特別プログラムとして、一部のバックヤードが開放され、自由に見学できるようになっていました。

(撮影:アル)

1階のバックヤードでは、シナイモツゴゼニタナゴなど地元の希少生物を飼育中。

(撮影:アル)

2階のバックヤードからは、ホヤのいけす水槽の裏側を見学することができました。通常は逆に下から見上げる構造となっている水槽で、上から見るのは今回が初めてです。

自分の「好き」に没頭できる時間

筆者は本イベントへの参加が今回で12回目となるのですが、毎回このイベントに参加して感じるのは「水族館の楽しみ方って、人それぞれなんだなあ」ということです。

一人でショースタジアムを眺めたり(イベント中はショープログラムは開催されないのですが、それでも多くの方がこのスタジアム席に座り、プールで気ままに遊ぶイルカたちを眺めていました)。

(撮影:アル)

お気に入りの生き物の前で、思い思いにじっくりと向き合うひとときを過ごしたり。

(撮影:アル)

フードコートでイベント限定のメニューをつまみにちょっと晩酌したり。

(撮影:アル)

照明がほとんど消灯しているので撮影にも最適

水槽以外の照明がほとんど消灯されていて映り込みが抑えられるので、撮影好きな方々にもおすすめのイベントです(過去にはここから派生した「カメラナイト水族館」というイベントも開催されています)。

(撮影:アル)

他にも、ちょうど別イベント「推し活応援水族館」の期間中だったせいか、いわゆる“ぬい撮り”を楽しむ方もたくさんいたり、スケッチブックを持参し生き物たちを観察しながらスケッチを楽しむ方もいました。

マイチェアを持ち込んで水槽前にじっくり腰を据えられるので、絵を描くのが好きな方にとっても確かにうってつけのイベントですね。

「水族館という空間にひとり静かに浸っていたい人」「撮影やスケッチに集中したい人」「好きな生き物をじっくり眺めていたい人」にとって、最高のイベントだと思います。

私の<推しの魚>たち

筆者が足を止めてじっくりと眺めていた「推しの魚」たちを、最後にいくつかご紹介します。

(撮影:アル)

「オセアニア」コーナーでは、夜になるとハナダイの仲間の産卵タイム。オスがヒレを開いて盛んにメスを誘い、まるでダンスを踊っているようでした(産卵が行われると、すぐにデバスズメの大群が卵をついばみにやってきます。そんな光景にも、生き物たちの営みの厳しさを感じました)。

(撮影:アル)

屋外の淡水魚水槽には、今年も若アユたちの姿が。仙台市内を流れる広瀬川でも、アユ釣り解禁の季節ですね。地元の四季を感じるこういう展示、とても大好きです。

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アル

アル

水族館で、魚を撮ろう!

「水族館はいいぞ」「魚はいいぞ」を伝えたいと思いながら、水族館で魚の写真撮ったり自宅で魚を飼ったりしてる人。将来の夢は水族館のお兄さんでした(今は違います)。

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