サカナをもっと好きになる

キーワードから探す

ニュース

各賞受賞で注目の絵本『クジラがしんだら』トークイベント開催 テーマは<絵本と深海の世界>?【東京都新宿区】

東京都新宿区にあるサカナに特化した本屋「SAKANA BOOKS(サカナブックス)」は8月23日(土)、絵本『クジラがしんだら』の著者と監修者を招いたトークイベントを開催します。

絵本『クジラがしんだら』(作・江口絵理、絵・かわさきしゅんいち、監修・藤原義弘/童心社)は、深海に沈んだクジラの体を中心に形成される特殊な生態系である「鯨骨生物群集(げいこつせいぶつぐんしゅう)」を描いた作品。第56回講談社絵本賞や第16回ようちえん絵本大賞を受賞したほか、「キノベス!キッズ 2025」で第1位に輝くなど、発売から約1年が経っても注目され続けています。

今回開催されるトークイベントでは、著者・監修者の2名が登壇し、絵本づくりや、深海生物調査・研究の裏側について語ります。現在、トークイベント参加者を募集中です。

なお、SAKANA BOOKSでは現在、『クジラがしんだら』の原画展も開催中。期間は8月31日(日)まで。

『クジラがしんだら』著者・研究者が語る<絵本と深海の世界>

『クジラがしんだら』書影、藤原義弘さん(上)、江口絵理さん(下)(提供:童心社)

絵本『クジラがしんだら』は、餌が少ない深海に、巨大な食べ物のかたまりである「命を終えたクジラ」が降ってくるストーリー。クジラの体は、長ければ100年にもわたってさまざまな生物の命を支え続けます。

クジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、近年の研究でその実態が明らかになってきました。

トークイベントでは、『クジラがしんだら』著者で児童書作家の江口絵理さん、監修者で国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)上席研究員、東京海洋大学大学院客員教授である藤原義弘さんが登壇し、<絵本と深海の世界>について語り尽くします。

また、トークイベント終了後は、ゲスト2氏によるサイン会を予定しています。

原画展やグッズの販売も企画中!

SAKANA BOOKSでは、8月31日(日)まで『クジラがしんだら』の原画展も開催中。絵を担当したイラストレーター・絵本作家のかわさきしゅんいちさんによる原画を間近に見ることができます。

クジラがしんだら原画展(提供:SAKANA BOOKS)

トークイベントの当日も原画を見ることが可能。また、絵本『クジラがしんだら』はもちろん、ゲスト2氏の著書のほか、深海生物にまつわる本や雑貨を販売予定です。

絵本と深海生物の世界に浸ろう

『クジラがしんだら』トークイベントは8月23日(土)14時から、SAKANA BOOKS(東京都新宿区愛住町18-7)で開催されます。

参加は有料チケット制で、大人(中学生以上)は2200円、小学生は大人チケット1枚につき1人無料、2人目以降は1100円、乳幼児の参加は無料。SAKANA BOOKSのオンラインストアからチケットを事前購入するか、会場で当日券の購入が必要となります。

鯨骨生物群集(提供:SAKANA BOOKS/制作:アンフィ合同会社)

なお、イベントにあわせて特別に制作された、実際に海に沈んだ鯨骨(鯨骨生物群集)の3Dデータを基にした小さな模型を数量限定で販売予定。

イベントの詳細については、SAKANA BOOKSのnoteや各種SNSで確認できます。

(サカナト編集部)

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

関連記事

PAGE TOP