神奈川県横浜市にある「横浜・八景島シーパラダイス」は9月20日から28日の期間、「シーパラ SDGs WEEK」を開催します。
9月25日は国連で採択されたSDGsの記念日(Global Goals Day)で、毎年9月25日を含む約1週間はSDGsの推進と達成に向けたイベントが世界中で開催されています。
「シーパラ SDGs WEEK」は今年で5回目の開催。生きものたちが暮らしている環境や、その自然環境を守るためにできることを考える機会を提供するイベントです。

飼育員が解説するプログラムで生きものについて学ぶ
「シーパラ SDGs WEEK」では、飼育員が直接解説すると共に、動画をみたり体験をしたりしながら生きものの魅力や生態に触れられるプログラムが開催されます。
水族館の役割「種の保存」を学ぶ
水族館「アクアミュージアム」では、「SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~」を開催。
水族館の役割のひとつである「種の保存」への取り組みについて、シーパラダイスで撮影した繁殖映像などを交えて、飼育員による解説を実施します。
体験しながら生きものを学ぶ
また、同じく「アクアミュージアム」では、生きものについて学べる学習体験プログラム「シーパラいきもの教室」を開催しています。

本プログラムでは、飼育員の解説を聞きながら動画を見たり、標本を触ったり、顕微鏡で詳しく観察したりと、体験しながら生きものの生態を学ぶことができます。
海の生きものの生態や生息環境を学ぶ
水族館「アクアミュージアム」内にあるLABO2「身近な海の生きもの研究所」では、展示している海の生きものたちの生態や生息環境などを解説する「身近な海のレクチャータイム」を開催しています。

「シーパラ SDGs WEEK」開催中は、シーパラで生まれた生きものの紹介や餌やりを行います。
東京湾の環境を調査するガイドツアー
「うみファーム」では、SDGs週間の期間限定ガイドツアー「オーシャンツアー」を開催します。
うみファーム内にあるオーシャンラボをスタッフと一緒にまわりながら、身近な海にくらす生きものの観察をしたり、東京湾から流れてくるゴミや、海の環境問題をわかりやすく解説します。

また、うみファームで釣れる魚について解説するパネルを、レストラン「うみファームキッチン」にて展示します。
シーパラダイスでは、海の生きものたちを「観る」」「知る」「獲る」「食べる」ことを通じて、海の環境を身近に感じ、そして考えることを「海育」と名付けています。

解説パネルを通して、私たちが食べている魚はどんな生きものなのか、どのように調理されるのかを学び、魚を食べることについて考えるきっかけを提供します。
海の環境を意識して過ごそう
生き物たちの生態に関することはもちろん、島内にある「客船ターミナル」で行われるペットボトルを活用したオリジナルペンケース作りのワークショップでは、海のプラスチックゴミ問題について考えることができます。
東京湾に隣り合わせた横浜・八景島シーパラダイスで海洋環境について学び、海のためにできることを改めて考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
※2025年9月17日時点の情報です
(サカナト編集部)