愛知県の老舗和菓子店「お亀堂」は、今年4月からイルカやアザラシをかたどった焼き菓子「水族館のムラング・ココ」を発売します。
水族館向けに展開し、水族館で生まれた感動を”食べて味わうおみやげ”として提案するそうです。
水族館の思い出を「食べて持ち帰る」新提案
愛知県三河地域で70年以上和菓子づくりを続けるお亀堂は、水族館限定スイーツ「水族館のムラング・ココ」を4月より販売します。
開発したのは、入社2年目・21歳の若手職人、芝波田さん。フランス菓子「ムラング・ココ」をベースに、水族館での体験を自宅まで連れて帰れるような“思い出を延長するスイーツ”として開発したといいます。
芝波田さん(提供:株式会社お亀堂)「水族館は感情が大きく動く場所なのに、その気持ちそのものは持ち帰れない。お菓子で形にできないかと思った」と芝波田さんはコメントしています。
軽い食感が特徴のメレンゲ菓子<水族館のムラング・ココ>
「水族館のムラング・ココ」は、イルカやアザラシなど水族館の人気生物をモチーフにしたメレンゲ菓子。外はサクッと、中はほろりとほどける軽やかな食感に仕上げ、子どもから大人まで楽しめる口どけを追求したそうです。
水族館のムラング・ココ(提供:株式会社お亀堂)ベースにはココナッツを使い、南国を思わせるやわらかな香りで水族館の世界観ともなじむフレーバーとなっているそうです。
原材料は卵白・砂糖・ココナッツが中心で、小麦粉不使用のグルテンフリー。持ち帰りやすい割れにくい設計で、賞味期限は常温で約60日、価格は税込1200円です。
水族館ごとの「主役」に合わせて展開
お亀堂は、水族館ごとに異なる主役の生きものに合わせたアレンジ展開も検討。イルカのジャンプやペンギンの行進、ラッコの食事風景など、各施設ならではのアイコンを商品に反映させる構想です。
「全国どこでも同じみやげ」ではなく「その水族館でしか出会えない存在」として記憶に残る商品を目指すといい、代表取締役の森貴比古さんは「水族館は感情が動く場所。その余韻を支えるお菓子があってもいい。体験の最後まで設計することが、これからの菓子づくりだと思っています」としています。
(サカナト編集部)