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石川県で<鰤-1グランプリ>開催 天然能登ぶりの最高額は1本200万円?

石川県漁業協同組合は12月2日、2022年に新設した天然能登ぶりの最高級ブランド「煌(きらめき)」の認定開始に合わせて「鰤-1グランプリ」を開催しました。

同企画は、厳選された天然能登ぶりのうち最高金額を決めるもの。今回のセリは、石川県漁協かなざわ総合市場で新たに建てられた荷捌き所における初のセリとなりました。

石川県の各地から寒ぶりが集まる

ブリのセリ(提供:PR TIMES)

今年の「鰤-1グランプリ」では事前エントリーが15本、当日の参加者は11本となりました。

石川県内の港から集められた選りすぐりの天然能登ぶりを1本ずつ測定し、厳しい審査を経て1本の「」が選ばれました。

選ばれた「煌」は16.2キロ、93.5センチの個体で、セリでの最高価格が去年と同様の200万円となったといいます。

「煌(きらめき)」とは

「煌(きらめき)」は天然能登寒ぶりの最高級ブランドです。

今年の煌(提供:PR TIMES)

「煌」に選ばれるには厳しい認定基準があり、石川県内の定着網で漁獲された天然能登ぶりであること重量が14キロ以上であること傷がなく胴回りが十分であること資源管理への積極的な取り組み12月から翌年1月までの間に限定鮮度の徹底の計6項目に及びます。

これらの条件をすべて満たすものだけが、「煌」に認定されるのです。

定着網で漁獲される7キロ超の個体<天然能登寒ぶり>

「天然能登寒ぶり」は、地元水産物の知名度向上と他県産寒ぶりとの差別化を図るため、平成18年に県下統一の呼び名として県漁協で決定しました。

(提供:PR TIMES)

冬の中でも11月から翌年の2月にかけて定着網で漁獲される7キロを超える個体を「天然能登寒ぶり」とし、ブランド化を推進しています。

2023年には、共通パーチと組織名が書かれた札をつけてより厳格化を進めています。

冬はやっぱり寒ぶり

冬になると旬を迎えるブリ。通称「寒ぶり」と呼ばれる冬のブリは、どんな料理で食べても絶品です。

この機会に天然能登寒ぶりを味わってみてはいかがでしょうか。

※2024年12月5日時点の情報です

(サカナト編集部)

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