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タイプ標本の一般公開

新種記載に用いられたタイプ標本(基準標本)は、資料保存のため一般にはあまり公開されません。しかし、今回の研究公表を記念して、特別にタイプ標本(ホロタイプ、もしくはパラタイプ)を琵琶湖博物館で展示することが発表されました。

特にホロタイプ標本については、展示で見ることができる最初で最後の機会となります。

ビワマスのホロタイプ標本(生鮮時)(提供:藤岡康弘氏)

タイプ標本とは、新種記載の際基準となる標本のこと。なかでも、ホロタイプ標本とはタイプ標本群の中の代表となるもので、新種記載の際にひとつだけ指定される、その種をもっともよく示す標本です。パラタイプ標本とは、ホロタイプ標本と同時に指定されるタイプ標本で、雌雄や未成魚などさまざまな成長段階、大きさのものが登録されます。

ビワマスのタイプ標本が展示されるのは、琵琶湖博物館内の水族企画展示室・特設コーナー。展示開催期間は7月19日(土)から9月28日(日)ですが、ホロタイプ標本の展示期間は8月3日(日)までとなります。

水族企画展示室の入り口にはビワマス大型個体のはく製展示もあり、また先にあるトンネル水槽には生きたビワマスが泳いでいるそうです。ぜひこの機会に、ビワマスのタイプ標本・生きた個体・はく製をじっくりと見比べてみたいですね。

※2025年6月30日時点の情報です

(サカナト編集部)

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