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京都水族館で「イルカのがっこう」開催 生徒になって<イルカ>を学ぶ?【京都府京都市】

京都市下京区にある京都水族館は7月19日(土)から9月30日(火)まで、京都水族館で暮らすイルカたちの生活や個性、生態を楽しく伝えるイベント「イルカのがっこう」ver.2を開催中です。

2024年7月から始まったプログラムで、京都水族館内「イルカスタジアム」でイルカを身近に感じることができる企画を用意。2年目を迎えるにあたり、これまでの「体育の時間」「給食の時間」に加え、さらにイルカのことを知ることができる「国語の時間」と「音楽の時間」を開始するといいます。

「イルカのがっこう」キービジュアル(提供:オリックス株式会社)

生徒としてイルカと触れ合う

「イルカのがっこう」では、京都水族館で暮らす5頭のイルカを題材にするほか、イルカスタジアムを「イルカのがっこう」と称し、客は生徒として迎えられます。

昨年開催された「体育の時間」「給食の時間」に加えて、今年は「国語の時間」「音楽の時間」の2つの授業プログラムを新たに開始。各授業ではイルカとトレーナーのコミュニケーションと共に、トレーナーだけが知っている個体ごとのイルカの個性や特徴について紹介します。

授業プログラムイメージ(提供:オリックス株式会社)

国語の時間ではトレーナーとイルカのコミュニケーションについて、音楽の時間にはイルカたちの「声」や「音」について、体育の時間は健康維持のための運動について、給食の時間はイルカのご飯について、それぞれ学ぶことが可能。

また、土日限定の有料プログラムとして、イルカのごはんの準備を手伝う「給食係」を募集。飼育スタッフが毎日どのようにイルカのごはんを準備しているのか、実際に体験することができます。

給食係活動のようすイメージ(提供:オリックス株式会社)

期間中、13時から13時15分に開催され、各回4人が定員です。なお、プログラム前にスタジアム内に流れるアナウンスは、地域の最寄りの小学校である京都市立梅小路小学校の児童によるものなのだとか。

イルカスタジアム全体が大きな問題集に?

イルカスタジアムの各所には、イルカにまつわる全50の問題「イルカドリル」を掲示。スタジアム全体が“巨大な問題集”のようになります。

イルカドリルイメージ(提供:オリックス株式会社)

「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」5つの科目ごとに、イルカの生態や当館で飼育している5頭のイルカの個性について学べるさまざまな問題が出題されています。

また、2階「山紫水明」エリア入り口に、イルカについて飼育スタッフについて聞いてみたいことを質問できる「伝言板」も登場。専門の質問用紙に質問スタッフへの質問を記入のうえ質問箱に投函すると、後日飼育スタッフが返事を書き、伝言板に掲示します。

スタッフによる居残り授業も

「夏の居残り授業」イメージ(提供:オリックス株式会社)

日中の授業プログラムに先生として登場する飼育スタッフによる“居残り授業”も、夕方から開催します。

授業の内容は日替わりで、毎回異なる飼育スタッフがトークを展開。放課後の教室で先生と雑談をしているような雰囲気を楽しめるとのことです。

詳しくは「イルカのがっこう」特設ページで確認できます。

※2025年7月22日時点の情報です

(サカナト編集部)

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