サカナをもっと好きになる

キーワードから探す

ニュース

都市型水族館で<SDGs・海洋環境>を考える アクアパーク品川で「サステナウィーク」開催【東京都港区】

東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」は9月20日から28日、SDGs週間に合わせて「サステナウィーク」を実施します。

リニューアルした展示エリアを公開するほか、飼育スタッフ目線で生きものの魅力を解説する「ワイルドライブビューイング」を特別仕様で実施するなど、海の環境について楽しみながら学べる機会を提供します。

展示エリア「ワンダーリサーチ」のリニューアル

Wonder Research(ワンダーリサーチ)」は、生きものの生態や自然環境に関するテーマを設け、その内容について解説する展示エリアです。

Wonder Research ※全景イメージ(提供:株式会社 横浜八景島)

今年のテーマは「生きものの“おうち”」。生きものの棲み家を展示し、生きもの同士の助け合いや生きる工夫を深堀りして学べる展示。多様な棲み家での暮らし方や共生関係、水族館でのおうち(=水槽)のメンテナンスなどを、水槽展示とパネル、映像を使って紹介します。

最後には地球を生きものたちのひとつの“おうち”と見立て紹介。環境問題や課題についても学べるような展示となっています。

生体展示で海洋環境に触れる

貝殻を何度も引っ越すソメンヤドカリや、ひとりで暮らすモンハナシャコなどを展示。

モンハナシャコ(提供:株式会社 横浜八景島)

また、隠れ家としても餌としても、生きものの生活を支えるサンゴをマンションと見立てた展示も。世界のサンゴが直面する課題に焦点を当て、海の環境について学ぶきっかけを提供します。

サステナウィーク中の特別プログラムも開催

サステナウィーク開催中は、特別プログラム「おうちトーク」を毎日午後2時から開催。展示エリア内のソメンヤドカリやモンハナシャコなどの生きものについて、詳しく紹介します。

また、環境問題にも言及し、生きものたちとおうちに焦点を当てた解説が行われます。

「サステナウィーク」中の特別イベント

国際的にSDGsを強化する習慣に合わせ開催する「サステナウィーク」では、多数の特別イベントが開催されます。

SDGs講話「イルカのごはんのおはなし」

サステナウィーク中は、「ドルフィンパフォーマンス」の開始前に、イルカたちのご飯についての解説をクイズ形式で開催します。

イルカのごはんのおはなし ※イメージ(提供:株式会社 横浜八景島)

世界中で海洋ゴミが増え続けている昨今、海洋ゴミがイルカの餌となる魚やイルカにどんな影響を及ぼしているのか解説しながら、海の豊かさを守るために私たちにできることを一緒に考えます。

ワイルドライブビューイング ~サステナver~

「ワイルドライブビューイング」は、飼育スタッフ目線のライブ映像と解説で生きものの魅力や生態を伝えるプログラムです。

ワイルドライブビューイング ※イメージ(提供:株式会社 横浜八景島)

サステナウィーク期間はペンギンとアザラシのプログラムを特別仕様で開催。ペンギンは午前10時半から、ゴマフアザラシは午後3時半から、各回10分ほど行われます。

飼育スタッフから学ぼう!海の生きものとSDGsのおはなし

開演前のアクアパークで、小・中学生を対象とした特別イベントも開催されます。

海の生きものとSDGsのおはなし ※イメージ(提供:株式会社 横浜八景島)

2Fにある展示エリア「ワンダーチューブ」で、ノコギリエイやケープペンギンの体の仕組みについて学び、さまざまな環境問題についても知ることができるイベント。開催日は9月20日と23日です。

サステナウィークをきっかけに海の環境について考える

SDGs週間が国際的に取り決められているのは、世界中の一人ひとりの協力が欠かせないからではないでしょうか。

水族館へ遊びに行くのをきっかけにして、水族館の外側、生きものたちが暮らす世界について考えてみてはいかがでしょうか。

詳しくはマクセル アクアパーク品川の公式ホームページで確認できます。

※2025年9月15日時点の情報です

(サカナト編集部)

関連記事

PAGE TOP