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上越市立水族博物館「うみがたりのサステナビリティアクション」

新潟県上越市にある上越市立水族博物館「うみがたり」では、9月20日から11月24日までの期間、持続可能な社会の実現を目指した企画「うみがたりのサステナビリティアクション」を実施中。

うみがたり1階のフィーディングプールでは、プランターに植えたリーフレタスやコマツナなどをアクアポニックス農法で栽培。新潟県立海洋高等学校、新潟県立高田農業高校と協同で、アクアポニックスをスタートさせるのに必要な苗や、それを育てるための肥料づくりにも挑戦していることも展示のポイントです。

キタノアカヒレタビラ(提供:株式会社 横浜八景島)

また、上越市内で生存数が激減した魚「キタノアカヒレタビラ」や、日本海沿岸の河川において個体数が著しく減少しているニホンイトヨなど、希少な淡水魚を展示。近年の河川環境の悪化や、それに伴う保全活動についての理解を深めることができます。

持続可能な環境をつくるためには、海洋だけでなく、山や河川の環境にも目を向けることが大切であることを教えてくれます。

SDGs週間は普段の行動を省みるきっかけに

環境保全や持続可能な社会が求められる昨今、私たちは普段からそれらを意識して過ごせているでしょうか。

特に都市で過ごしていると、自然と環境への意識は希薄になっていきます。私たちを育んできた海や森について、私たちが今できることを改めて学ぶことが大切です。

水族館では、自然に暮らす生きものたちの姿に出会うことができます。この期間、水族館を通して自然環境について考えなおしてみてはいかがでしょうか。

イベントの詳細については、各水族館の公式ホームページで確認することができます。

※2025年9月25日時点の情報です

(サカナト編集部)

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サカナト編集部

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サカナに特化したメディア『サカナト』。本とWebで同時創刊。魚をはじめとした水生生物の多様な魅力を発信していきます。

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