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北海道・三陸の恵みが集まる「食べて応援!ニッポンの幸」

会場には、「食べて応援!ニッポンの幸」エリアも設置。世界有数の漁場である北海道と三陸地域から選りすぐりの魚介料理が集まり、日本の海の豊かさとおいしさを広く伝えることを目指しているといいます。

一品ごとに産地の個性が感じられ、食べることで日本の漁業や水産業を応援できるエリアです。新鮮な魚介だけでなく、魚を使った加工品も並んでいました。

ホタテの旨味を閉じ込めた 「ホタテマヨネーズ」、スパイシーな 「ほたてレトルトカレー」 、チーズとサーモンを組み合わせた 「サモチー(サーモンチーズ)」 など、魚の加工品の進化もサステナブルな選択のひとつ。

加工品は、美味しさを楽しむだけでなく、保存性が高く食材を無駄にしない工夫がされ、海の資源を守ることにもつながっています。

日本の水産物に光を当てる魚の祭典「Fish-1グランプリ」

最終日には「Fish-1グランプリ」が開催されました。

ここで知られた料理や商品が新しい名物となって、地域の観光や産業の活性化につながってほしいと2013年度にスタート。今回で記念すべき11回目の開催となります。

イベントの来場者が、全国各地の漁師が選んだ自慢の魚「プライドフィッシュ」や地魚など国産水産物を使った魚料理を食べて投票するシステムです。

イベントではさかなクンによるトークショーや、次世代を担う水産海洋高校生による地元水産物普及に向けたプレゼンテーション、魚料理をもっと簡単に楽しむコツを紹介するコーナーなどステージでのイベントも満載。

お子様向けのワークショップなどあり、楽しみながら魚について触れることができます。

産地のことを知ることが未来につながる

産地の想いに触れながら味わうことで、ただ「おいしい」にとどまらず、日本の海や食卓の未来へつながっていくように感じます。

「SAKANA&JAPAN FESTIVAL」は、春(2月下旬から3月頃)と冬(11月下旬から12月頃)の年2回開催されています。

次の開催は来年2月を予定。日本各地の魚介グルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。

(サカナトライター:こやまゆう)

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