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健康に特化した<魚肉ソーセージ>5種を食べ比べてみた 魚の栄養が手軽に摂れる?

魚肉ソーセージというと「おやつ」のイメージがあるかもしれません。そのため、「魚の栄養成分が本当に摂れるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

【画像】魚肉がまさかの“チュロス”に……?

一方、最近の魚肉ソーセージは、栄養機能を強化した商品も増えています。

そこで、魚肉ソーセージの栄養面について振り返りつつ、市販されている5種類を食べ比べてみました。

魚肉ソーセージに含まれる栄養素

魚肉ソーセージに使われている魚は、タラ類やホッケが使われているもの、マグロやアジなどが使われているものなど商品によってさまざまです。

なかには、ノドグロやカキ、ホタテといった高級素材を使用した魚肉ソーセージもあります。

魚肉ソーセージのイメージ(提供:PhotoAC)

いずれにしても、魚肉ソーセージの主原料は魚であるため、魚由来の栄養素が多く含まれているのが特徴です。

ここれでは代表的な栄養素を紹介します。

身体をつくる!「たんぱく質」

たんぱく質は、臓器や筋肉を形成するための重要な栄養素。特に魚由来のたんぱく質は、消化吸収に優れているといわれています。

魚肉ソーセージは、パッケージを開けるだけですぐに食べられるため、お弁当やおやつ、忙しい朝食にもぴったりです。

骨を強くするだけじゃない「カルシウム」

カルシウムは、骨や歯の健康を維持するのに重要な栄養素だと知られていますが、筋肉や神経のはたらきもサポートする効果もあります。

日本人の多くがカルシウム不足だといわれており、特に子どもの成長には欠かせません。

魚肉ソーセージにはカルシウムをたっぷり含んでいるため、不足しがちなカルシウムを効率よく手軽に摂取できます。

魚に含まれる注目の栄養素「EPA・DHA」

魚介類に豊富に含まれるEPAとDHAを魚肉ソーセージからも摂取することができます。EPAとDHAは、脳の発達や血液をサラサラにする効果のある栄養素として知られています。

EPAとDHAは人間の体内で作ることができない必須脂肪酸の一種で、食事から摂取する必要があります。魚肉ソーセージの中には、EPAやDHAを多く摂取できる商品もあります。

魚肉ソーセージを食べる際に気を付けたいこと

優れた栄養を手軽においしく摂取できる魚肉ソーセージですが、食べる際に少し気をつけてほしいことがあります。

塩分の摂取量に気をつける

魚肉ソーセージ1本に含まれる塩分は約1.8gです。

食塩の摂取量について日本人の食事摂取基準では、18歳以上の女性は1日6.5g未満、男性は7.5g未満とされています。そのため、魚肉ソーセージを1本食べると1日の食塩摂取量の約4分の1程度を摂取してしまうことになります。

醤油や味噌などのよく使用する調味料の塩分が多いことから、日本人の多くが塩分を摂りすぎているといわれています。塩分を過剰摂取すると高血圧になりやすくなるため、魚肉ソーセージも食べ過ぎには気をつけましょう。

添加物を確認する

魚肉ソーセージは加工食品であるため、酸化防止剤や保存料、着色料などの添加物が含まれているものが多いです。

「添加物」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、魚肉ソーセージには安全性が認められているもののみが使用されているため、それほど心配しなくても大丈夫です。

それでも不安に感じる場合は、無添加のものを選ぶと安心です。

健康志向の人におすすめの魚肉ソーセージ5種を食べ比べてみた

塩分や添加物を控えたものや栄養素がより多く含まれたものなど、健康に特化した魚肉ソーセージ5種を実際に食べ比べてみました。

トップバリュベストプライス「塩分30%カット DHA/DHA入り おさかなソーセージ」

イオングループのプライベートブランドであるトップバリュベストプライスの「おさかなソーセージ」は、<塩分30%カット>と<DHA/DHA入り>を謳っています。

購入時の販売価格は70g×4本入りで198円(税抜)で、今回購入した他の魚肉ソーセージに比べて価格はかなり安かったです。

トップバリュベストプライス 塩分30%カット DHA/DHA入り おさかなソーセージ(撮影:うる)

塩分を30%カットしDHAとEPAを配合するなど、健康志向の方が安心して食べられそうです。見た目は一般的な魚肉ソーセージですが、塩分がカットされていることもあり、少し薄味な印象がありました。

ニッスイ「速筋タンパク ウインナー 減塩 MSC」

持続可能な漁業によって捕られた水産物に付けられるMSC認証のスケソウダラを使用し、“速筋タンパク質”にこだわった魚肉ソーセージです。

購入時の販売価格は、20g×5本入りで178円(税抜)でした。

ニッスイ 速筋タンパク ウインナー減塩 MSC(撮影:うる)

瞬発力を発揮するという速筋タンパクを1本で4.5g摂取できるのが特徴。カルシウムも多く含み、塩分は50%カットしています。

見た目はきれいなピンク色で、減塩なのに魚の旨みをしっかりと感じられました。細タイプで食べやすく、おやつやお弁当にぴったりです。

マルハニチロ「DHA入りリサーラソーセージω」

DHAとEPAを豊富に含む特定保健用食品の魚肉ソーセージで、心血管疾患のリスクを低減する効果が期待できるようです。

購入時の販売価格は、50g×3本入りで278円(税抜)でした。

マルハニチロ DHA入りリサーラソーセージω(撮影:うる)

見た目は、一般的な魚肉ソーセージに比べて白っぽい色で黒いはんてんが入っています。このはんてんは、パッケージに「原料の魚由来」と表示されていました。

味は、かなりさっぱりとした味わいでした。

ニッスイ「毎日これ1本 EPA+DHA ソーセージ」

EPAとDHAを摂取できる魚肉ソーセージで、塩分30%をカットしているほか、機能性表示食品でもあります。

購入時の販売価格は、50g×2本入りで198円(税抜)でした。

ニッスイ 毎日これ1本 EPA+DHA ソーセージ(撮影:うる)

見た目は薄いピンク色で、「魚の皮、またはこしょう」とされる黒いはんてんが入っています。

こちらも減塩タイプですが、味はしっかりとしていて、少し甘さも感じました。

フードリエ「それいけ! アンパンマン 3種類の緑黄色野菜入り おやつソーセージ」

子どもが大好きなアンパンマンがデザインされた魚肉ソーセージ。1本14gで小さなお子さまのおやつにぴったりです。

購入時の販売価格は、4本入りで198円(税抜)でした。

それいけ! アンパンマン 3種類の緑黄色野菜入り おやつソーセージ(撮影:うる)

フィルムにもアンパンマンのキャラクターがたくさんデザインされており、かわいい「たべものれっしゃシール」も入っていました。魚が苦手な子どもでも、喜んで食べてくれそうな工夫がたっぷりです。

見た目は薄緑色で野菜を感じさせる色ですが、かなり薄味で野菜の味はあまりしません。商品名通り、魚だけじゃなく野菜の栄養も楽しく摂れる良いおやつという印象でした。

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うる

水の生き物がゆったりと泳ぐ姿を見たり、色も形もさまざまな魚の生態を調べたりすることが好きです。 食べることも好きで、いろんな魚料理にチャレンジしています。

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