沖縄県本部町にある海洋博公園の海洋文化館で7月19日、海洋文化講座・ワークショップ「海洋文化館と文化復興 ― タトゥーとハジチ ―」が開催されます。
太平洋地域のタトゥー文化と沖縄の伝統的な入れ墨習俗「ハジチ」をテーマに、展示見学と体験型ワークショップを通して、その歴史や文化的背景について学べる内容です。

太平洋地域のタトゥー文化を学ぶ
海洋文化館は、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会をきっかけに開設された施設。開館以来、太平洋地域に伝わる造船技術や伝統航海術をはじめ、各地の伝統文化に関する資料の収集や保存、文化復興に関する取り組みを続けています。
今回の講座では、太平洋地域で受け継がれてきたタトゥー文化と、沖縄でかつて女性を中心に行われていた伝統的な入れ墨習俗「ハジチ」に焦点を当てます。
ハジチ(提供:PRTIMES)館内の展示を見学しながら、それぞれの歴史や意味、現代における文化継承の状況について解説が行われる予定です。
展示見学と体験を通して文化への理解を深める
講座にあわせて実施されるワークショップでは、ボディペイント用の専用ペンを使用し、自身の手にハジチの文様を描く体験を実施。講師は海洋博公園管理センターの板井英伸氏が務めます。
実際に文様を再現することで、地域文化やアイデンティティと深く結び付いてきたハジチへの理解を深める機会となりそうです。
対象は高校生以上で、定員は20人。空席がある場合は当日参加も可能だそうです。
海洋文化を伝える施設として文化保存にも取り組む
沖縄国際海洋博覧会跡地に開園した海洋博公園内にある海洋文化館は、沖縄国際海洋博覧会当時のパビリオン建築が現存する施設として知られています。
館内では、太平洋地域の海と人との関わりをテーマに、カヌーや民具など約750点の資料を展示。衣食住や航海術、漁業、信仰、音楽など多様な切り口から海洋文化を紹介しており、文化財の保存や継承に関する役割も担っています。
今回の講座は、展示資料の見学に加え、体験型プログラムを通じて文化の背景を学べる内容となっています。
参加費は無料ですが、海洋文化館への入館料として高校生以上190円が必要。電話かメールによる事前申し込みで参加ができます。
詳細については、海洋文化館の公式ホームページに掲載されています。
※2026年7月12日時点の情報です
(サカナト編集部)