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ビオトープでよく扱われる生きものたち

最後に、ビオトープでよく扱われる動物たちを紹介します。

メダカ

メダカ(撮影:みのり)

ペットショップで購入したメダカです。環境を安定させるために入れました。

冬場を乗り越え、水温があがった春先に元気に泳ぎ始めました。現在はエサを与えていなくても十分生きているため、ビオトープ内の環境も安定しているのだと思います。

ゆくゆくは繁殖して数を増やし、さらにそのメダカを狙ってトンボが産卵しヤゴが育つ……といった循環が起こってくれたらうれしいなと思っています。

トビムシの仲間

トビムシ(提供:PhotoAC)

恐らく私のビオトープに定住・繁殖している最初の野生動物です。昆虫に近縁ですが昆虫ではないようです。その名の通り水面付近をぴょんぴょん跳ねています。

彼らは分解者で枯れた植物などを食べて分解してくれます。ウチではビオトープの分解者であるとともに、時折メダカに食われているらしい……です。悲しいですが、そうすることでビオトープ内の環境はまわっていくのでしょう。

変化し続けるビオトープ

このビオトープを作ってまだ半年ほどですが、植物たちは受粉して順調に成長し、動物たちも安定して暮らしており、様々な野生動物も訪れました。

現在春先ですが、これから夏にかけてさらに訪れる生き物が増えると思われます。これからもビオトープの変化を見守り続けていきます。

(サカナトライター:みのり)

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みのり

みのり

センス・オブ・ワンダーを大切に

北里大学海洋生命科学部卒・元水族館飼育員。魚類・クラゲはもちろん、イルカの飼育も担当。非常に多趣味で、生き物観察やフィールドワークはもちろん、映画や読書、ゲームも好き。多趣味ゆえの独自の視点、飼育員視点を交えつつ、水生生物やそれを取り巻く自然環境、文化、水族館の魅力を発信していきます。

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