神奈川県横浜市にある水族館「横浜・八景島シーパラダイス」は9月21日(土)~29日(日)の期間中、生き物の魅力や海の豊かさをより身近に感じてもらうためのイベント「シーパラ SDGs WEEK」を開催します。
「シーパラ SDGs WEEK」では、生き物たちがすむ環境のことや、未来の地球について考えるプログラムなどが行われます。
生きものの魅力や生態、海を取り巻く環境を学ぶ
9月25日は国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の記念日として制定されており、毎年9月25日を含む約1週間はSDGs推進と達成に向けて意識を高めるイベントが世界各地で開催されます。
横浜・八景島シーパラダイスで開催される「シーパラ SDGs WEEK」では、生きものたちが暮らす場所や環境、私たちが自然環境を守るためにできることを考える機会となるようなプログラムを実施。対象プログラムへ参加すると、オリジナルポストカードがプレゼントされるとのことです。
「シーパラ SDGs WEEK」で開催されるプログラム
「シーパラ SDGs WEEK」のプログラムを一部紹介します。
今夏誕生したイルカの赤ちゃんを紹介「つながるいのちレクチャータイム」
シーパラダイス内にある「ふれあいラグーン」では、期間限定で「つながるいのちレクチャータイム」を実施しています。
1日2回、今夏誕生したハンドウイルカの赤ちゃんの紹介を交えながら、水族館の役割のひとつである「種の保存」への取り組みについて解説するプログラムです。
生きものの魅力をより詳しく解説「SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~」
シーパラダイス内の水族館「アクアミュージアム」では、「SDGsシアター ~シーパラのこどもたち~」を実施。ここでしか観ることのできない、シーパラダイスで撮影した繁殖活動等の貴重な映像を交えながら、飼育スタッフが解説します。
また、実際にさまざまな体験を行いながら、生きものの魅力について学べるレクチャーも行います。
自然の海を学ぶ「東京湾ワンダーウォッチャーズ」
自然の海の水族館「うみファーム」では、ガイドツアー「東京湾ワンダーウォッチャーズ ~今のうみの生きものと環境を知ろう!~」を実施。
1日2回、「うみファーム」内オーシャンラボをスタッフと一緒にまわりながら、自然の海に暮らす生きものや海の環境問題、東京湾から流れてくるごみ問題についてわかりやすく解説するプログラムです。
ものづくりを通じた環境系春「ペットボトルペンケースづくり」
八景島内にある「客船ターミナル」では、ペットボトルを活用したオリジナルペンケースづくりを体験できます。
日頃多くの場面で使用されるペットボトルですが、環境問題を引き起こすことも。海に流れ着いたペットボトルごみはマイクロプラスチックとなり、それらを海の生き物が誤飲してしまうなど、生態系を含む海全体の環境問題につながってしまいます。
本プログラムでは、ペットボトルを再利用したものづくりを通して、環境問題について考えるきっかけの場を提供。開催は9月21日(土)と22日(日)の2日間で、1日4回実施されます。
環境にやさしい染色体験「草木染め」
「客船ターミナル」ではもうひとつの体験イベントを実施。「草木染め」では、八景島に自生する葛を使用して、ストールの染色体験を行うことができます。
現在、多くの衣類には合成染料が使用されており、それらを含んだ排水が海や川に流れることで水質汚染を引き起こします。
本イベントでは、サステナブルな素材をもとに衣類を染める「草木染め」体験を通じて、環境問題に触れる機会を提供。9月23日(月)の13時から開催されます。
八景島シーパラダイスで環境や未来の地球について考える
八景島シーパラダイスのコーポレートスローガンは「生き物を通じて世界に笑顔と感動を」。笑顔溢れる体験や感動する機会をはじめ、楽しみながら生きものの魅力や海を取り巻く環境等について学べる機会を提供しています。
皆さんもこの機会に八景島シーパラダイスへ訪れ、SDGsを通して海や生きものについて考えてみてはいかがでしょうか。
詳細は横浜・八景島シーパラダイス シーパラ SDGs WEEK特設ページで確認することができます。
(サカナト編集部)