茨城県東茨城郡大洗町にある「アクアワールド茨城県大洗水族館(アクアワールド・大洗)」は9月25日~11月30日の期間、県内における外来種の影響を紹介する特別企画「外来種が○○すぎる!?いばらき大外来種展」を開催します。
茨城県内に定着した外来種30種250匹以上を展示し、外来種がどのように持ち込まれ、どのように茨城県に定着したのか、また定着した外来種によってどのような問題が引き起こされているのかを紹介する企画展です。
「外来種が〇〇(まるまる)すぎる!?いばらき大外来種展」キービジュアル(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)6つの「○○すぎる!?」をテーマとした展示
「外来種が〇〇(まるまる)すぎる!?いばらき大外来種展」では、6つの「○○すぎる!?」をテーマに外来種に迫ります。
「外来種が捕れすぎる!?」のエリアではダントウボウを展示。霞ヶ浦のモニタリング調査を基に、身近な環境に生息する外来種について紹介します。
また、「外来種クイズが難しすぎる!?」では、日本に外来種がやってきた理由や、日本の外来種の歴史などをクイズを通して解説。ミシシッピアカミミガメなどが展示されます。
カミツキガメ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)「外来種の生態が面白すぎる!?」では、カミツキガメを展示。カミツキガメの生態展示を通して、外来種が運び込まれる理由や、運び込まれた地域に棲みつく理由を解説します。
このあとも「外来種が大食いすぎる!?」「外来種が美味しすぎる!?」「外来種が多すぎる!?」と続き、それぞれ外来種と私たちとの関わりや、外来種が引き起こす問題について学ぶことができます。
霞ヶ浦で外来種を釣ってみよう!
霞ヶ浦で外来種を釣ってみよう(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)10月18日(土)と11月15日(土)には、今回の特別企画にあわせ、霞ヶ浦で外来種釣りに挑戦可能。実際に釣れた外来種は、同館の飼育員がその生態を解説してくれるほか、さばき方や調理の仕方も教えてくれます。
定員は各日40人。実施場所は、行方市観光物産館こいこい道の駅たまつくり周辺です。
アクアワールド大洗の公式ホームページにある専用の応募フォームより申し込みが必要。受付は9月25日からで先着順です。
アメリカナマズを食べられる限定メニューも!
なまずドッグ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)食用として日本に持ち込まれた外来種チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)を食べられる限定メニューが販売されます。
アメリカナマズをフライにし、野菜と一緒にドッグにしたものです。淡白な風味・触感で食べやすいのが特徴です。
外来種問題を学び、日本の自然環境に目をむけるきっかけに
外来種が増えていることや、新たな土地に定着していることがよくニュースとなりますが、そもそもなぜ日本にやってきて、どのような理由で問題視されているのでしょうか。
外来種問題について学び、日本の自然環境へ目を向けるきっかけとしてみてはいかがでしょうか。
「外来種が〇〇(まるまる)すぎる!?いばらき大外来種展」について、詳しくはアクアワールド・大洗の公式ホームページで確認できます。
※2025年9月16日時点の情報です
(サカナト編集部)