フェイラージャパン株式会社は、港区立小中一貫教育校お台場学園の小学6年生と協働し、ドイツの伝統工芸織物ブランド「FEILER(フェイラー)」のハンカチを通して「海の環境を守る大切さ」を発信するブルーシープロジェクトを実施しました。
学生たちが8チームに分かれてデザイン案を作成し、その要素を組み合わせてひとつのデザインを完成。11月6日からフェイラー銀座本店と公式オンラインショップで販売を開始します。
「海苔づくり体験」→「海を守りたい」
フェイラーと港区立小中一貫教育校お台場学園によるブルーシープロジェクトは、今年2月に開始。当時の小学5年生が年間を通して海苔づくりの体験をしたことで、海を守っていきたいという気持ちが高まったことがきっかけだといいます。
海苔づくり体験(提供:フェイラージャパン株式会社)この“気持ち”を発信したいとの思いから、担当教員がフェイラーに依頼し、今回のコラボ企画が実現。
プロジェクトを通して、商品デザインだけでなく、ブランドビジネスや販売の基礎を学び、最後には自らが考えたデザインとコンセプトを発表するという特別授業を実施しました。
デザインコンセプトは「海の環境を守る大切さ」
8チームにより作成されたデザイン案から、それぞれ要素を抜き取り、フェイラーのデザイナーによるオリジナルデザインが完成しました。
デザイン案(提供:フェイラージャパン株式会社)デザインコンセプトは「海の環境を守る大切さ」。お台場のビーチや時間の経過とともに変化する美しい海の色、グラデーションで表現された波が表現されています。
オダイバガクエンブルーシー(提供:フェイラージャパン株式会社)商品名は「オダイバガクエンブルーシー」。生徒たちが考えたキャラクターであるカクレクマノミの「ルビー」とウミガメの「ココ」、この2匹の想いに共感した子どもたちが海の環境を守るために協力する心温まる物語が描かれています。
ハンカチの縁取りはホワイト、ターコイズブルー、ピンクの3色展開で、価格は2750円(税込)。オリジナルパッケージ入りの限定品です。
販売に関する取り組み
「オダイバガクエンブルーシー」は、フェイラー銀座本店とフェイラー公式オンラインショップで販売予定。フェイラー銀座本店では発売日となる11月6日と11日、午後4時30分から6時30分まで児童らによる販売体験も行われます。
なお、同商品の売上の一部は「海の環境教育NPO bridge」に寄付され、海洋学習教材の開発支援に充てられるそうです。
ブルーシープロジェクトについて、詳しくはFEILER(フェイラー)の公式ホームページで確認できます。
※2025年10月25日時点の情報です
(サカナト編集部)