滋賀県立琵琶湖博物館は、1月10日から3月1日にかけてビワマスの仔魚を展示すると発表しました。
本種は古くから琵琶湖周辺で重宝されてきた魚であり、「琵琶湖八珍」の1つにも数えられています。
また、ビワマス Oncorhynchus biwaensis は2025年に新種記載され、大きな話題となりました。
琵琶湖の固有種「ビワマス」
ビワマスは日本の琵琶湖のみに生息する固有のサケ科魚類です。
味が良いことから琵琶湖周辺では古くから食用となっており、「あめのいおご飯」は本種を使った滋賀県の郷土料理。イサザやホンモロコ、ニゴロブナなどと共にビワマスは「琵琶湖八珍」の1つに数えられています。
また、ビワマスは長らく Oncorhynchus sp. とされていたものの、2025年6月に新種記載され Oncorhynchus biwaensis と命名されています。
琵琶湖の固有種であるビワマスが新種記載というニュースは、大きな話題となりました。
ビワマスの仔魚
そんな今注目のビワマスですが、滋賀県立琵琶湖博物館では1月10日から3月1日にかけてビワマスの仔魚(しぎょ)が展示されます。
ビワマス仔魚(提供:滋賀県立琵琶湖博物館)展示されるビワマス仔魚は、同館が2025年11月3日にビワマスより人工採卵し、同年12月に孵化させた個体。仔魚が稚魚へと成長する過程が飼育日誌とともに紹介される予定です。
自然下のビワマス仔魚は川底の石の隙間で成長するため、成長過程の観察は難しいといいます。そういった意味でも、今回の展示はビワマス好きにとって貴重な機会となるでしょう。
ビワマスの仔魚を観察できるチャンス
1月10日より始まるビワマス仔魚の展示。仔魚の大きさは12月末時点で約2センチとなっているそうです。
この貴重な機会にぜひ琵琶湖博物館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。仔魚の観察と飼育日誌を通じてビワマスへの理解が深まることでしょう。
詳しい情報は滋賀県立琵琶湖博物館の公式WEBサイトで確認することができます。
※2026年1月8日時点の情報です
(サカナト編集部)