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ケープペンギンの検卵作業を疑似体験? ペンギンの成長に焦点を当てたイベント開催【京都府京都市】

京都府京都市にある京都水族館は1月10日、館内で生まれたケープペンギンの誕生と成長に焦点を当てた特別展示「大きくなってね!ケープペンギン」を開始しました。会期は3月31日まで。

卵の状態確認やヒナの成長記録など、普段は見ることのできない飼育現場の工夫を紹介。卵やヒナの重さ・大きさを体感できる体験型コンテンツを提供します。

「飼育スタッフが小さな命にどのように向き合っているのかを知ってほしい」という思いから企画されたといいます。

ペンギンの誕生と成長を学ぶ特別展示

京都水族館では、現在52羽のケープペンギンを飼育。ケープペンギンは毎年10月から翌年3月頃にかけて繁殖期を迎えます。​

今回の特別展示は、産卵からヒナの誕生までの約40日間、飼育スタッフがどのように卵の成長を見守り、ふ化後も成長に寄り添っているかを伝えることを目的に企画されました。​

場所は館内1階休憩スペース(「ペンギン」エリアスロープ前)で、観覧は無料。なお、水族館の入場料は別途必要です。​

会場には、これまで同館で誕生した5羽のケープペンギンの成長記録をまとめたパネルが並び、飼育スタッフによる日々の観察と記録の様子を写真とともに紹介します。​

卵の「検卵」や重さを体験

展示の見どころの一つが、卵の中の成長状態をライトで確認する「検卵」を疑似体験できるボックスです。

来館者がボックスのライトを点灯して中をのぞくと、胚や血管が浮かび上がった卵の画像が見える仕組みになっており、ふだん目にすることのない卵の内部の変化を観察できるそうです。​

検卵ボックス イメージ(提供:京都水族館)

また、生まれたときから大きかった「うしわか」、非常に小さく生まれた「ぽん」、標準的な成長をたどった「せん」の3羽について、卵・0日齢・34日齢の重さを体感できる模型やぬいぐるみも用意されるといいます。​

手に取り重さを体験できる模型 イメージ(提供:京都水族館)

手に取ってその重みを感じられる展示や、3羽の現在の大きさを再現した等身大パネルのフォトスポットなどを通じて、個体ごとの成長の違いやペンギンの成長過程をより身近に感じられる構成となっているようです。​

飼育スタッフによるトークイベントも開催

展示開始を記念し、ペンギン担当スタッフが登壇するトークイベント「ペンギンの飼育スタッフに聞いてみよう!大きくなってね!ケープペンギン」も開催されます。

特別イベント イメージ(提供:京都水族館)

1月24日は獣医師が「教えて、ペンギンのお医者さん!」、2月14日は飼育スタッフが「大きくなったね!さい・れい・みぶ」と題し、卵やヒナの育て方、健康管理などについて、事前に募った質問に答えながら解説します。

会場は2階「ミテッテ」ワークショップスペースで、各回とも時間は16時~16時30分。参加は小学生以上で各回20名、料金は無料(水族館入館料別)です。​

申し込みは公式ウェブサイトから可能。事前予約制で、応募多数の場合は抽選となります。

限定フードやグッズでペンギンの誕生を身近に

特別展示と合わせて楽しめる限定フードやグッズも登場します。​

1階「かいじゅうカフェ」では、「ぷかぷかペンギン親子のほうじ茶ラテ」(税込980円)を1月10日から販売。抹茶クリームをのせたほうじ茶ラテに、ペンギン親子のマシュマロと卵型のチョコレートを浮かべたドリンクです。

また、ミュージアムショップでは、ふわふわの綿羽をまとった赤ちゃんペンギンをイメージした「ぬいぐるみ ベビーペンギン」(税込1430円)を2月上旬から発売予定。​

ぬいぐるみ ベビーペンギン(提供:京都水族館)

赤ちゃん特有のグレーの綿羽を表現したデザインとやわらかな手触りが特徴で、展示で見たヒナの姿を思い出しながら楽しめるアイテムとなっています。​

ケープペンギンの成長に向き合おう

京都水族館では2012年の開館以来、約40羽のケープペンギンが誕生しており、2025年12月にも2羽の赤ちゃんが生まれています。​

同館は、こうした繁殖の取り組みや飼育スタッフの工夫を伝える企画を通じて、ペンギンのいのちのつながりや生態について学べる機会を提供していきたいとしています。

詳しくは京都水族館の公式ホームページで確認できます。

※2025年1月11日時点の情報です

(サカナト編集部)

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