長崎県は、県内水産物のブランド力強化と産地消費の拡大を図る「推し魚プロジェクト」の第2弾として、松浦市産のマアジを新たな“推し魚”に選定しました。
県は4月30日、長崎市内で松浦市との連携協定締結式を開催。今後、日本一の水揚げ量を誇るマアジの魅力を広く発信していきます。
推し魚プロジェクトとは
長崎県は、過去60年以上にわたり西日本1位(全国では北海道に次ぐ2位)の水揚げ量を誇り、約350種類と全国最多の魚種が水揚げされることが知られています。
県はこうした多様で豊かな水産資源の中から、地域の食の魅力を全国にPRできる魚を「推し魚」に位置づけることで、産地消費の拡大につなげることプロジェクトを開始。今年2月、新上五島町の養殖クロマグロが第1号に認定されました。
第2号として選定された<松浦市のマアジ>
今回“推し魚”第2号として、松浦市のマアジを選定。松浦市はマアジの水揚げ量日本一を誇り、その鮮度と品質は全国から高い評価を受けています。
伊万里湾の豊かな藻やプランクトン、小魚に育まれた湾内のマアジは脂のりが良く、対馬海流の恵みを受けた湾外のマアジは引き締まった身と上質な脂が特徴で、年間を通じて多彩な味わいを楽しめるのが強みです。
マアジの姿造り(提供:長崎県)漁獲されたマアジは船上ですぐに氷締めされ、HACCPなど高度な衛生条件を備えて再整備された松浦魚市場へ運搬。陸揚げから出荷まで厳格な衛生管理のもとで取り扱われています。
松浦市は“アジフライの聖地”発信
また、松浦市では、刺身でも提供できるほど鮮度の高いマアジを使ったアジフライが名物となっており、「アジフライの聖地・松浦」として全国に発信しています。
アジフライ(提供:長崎県)刺身やアジフライのほか、塩焼き、煮つけ、すり身料理など、多彩な調理法で産地ならではの新鮮なマアジを楽しむことができます。
県と市は今後、体験型コンテンツをはじめとした地域の特色を生かしたプロモーションを展開していく予定です。
“推し魚”4魚種程度を選定へ
長崎県「推し魚」選定委員会は、今年度中に県内で漁獲される多種多様な魚の中から4魚種程度を選定する予定。第1号の新上五島町・養殖クロマグロ、第2号の松浦市・マアジに続く“推し魚”はどのような魚種が入るのでしょうか。
県は、本プロジェクトを通して水産物のブランド力を高め、観光振興と地域活性化につなげる方針です。
詳細は長崎県公式ホームページで確認できます。
※2026年5月9日時点の情報です
(サカナト編集部)