サンシャイン水族館の「クラゲパノラマ」水槽に、12月中旬と来年1月中旬の2回、専門学校の学生らが育てたミズクラゲが搬入されます。
サンシャイン水族館では培ってきた飼育技術と専門知識を活かし、教育現場の支援をしており、今回の取り組みはその一環です。
専門学校の学生に対してクラゲの講義を実施
サンシャイン水族館は2020年から、「将来の水族館業界を担う人材を育成する一助となることを目的とした様々な取り組み」を実施。
その一環として、動物関係の専門学校に向けてミズクラゲの飼育管理の講義を行っています。
今年6月からは、日本ペット&アニマル専門学校の生物産業科の学生と、TCA東京ECO動物海洋専門学校の水族館・アクアリスト専攻の学生に対して、サンシャイン水族館のクラゲ飼育担当スタッフによる講義を実施したといいます。
学生たちが育てたミズクラゲ
学生たちは約6ヶ月間にわたり、クラゲの飼育・繁殖に取り組み、飼育したクラゲは講義過程の総仕上げとしてサンシャイン水族館の“展示水槽デビュー”を迎えることになりました。
学生たちにより大切に育てられたミズクラゲは、クラゲ水槽として日本最大級の横幅を誇るサンシャイン水族館内の「クラゲパノラマ」に搬入、展示されます。
サンシャイン水族館「クラゲパノラマ」とは
サンシャイン水族館の「クラゲパノラマ」は2020年7月9日にオープンした、クラゲをメインとしたエリア「海月空感」内にある横幅約14メートルの水槽です。
幻想的なレイアウトにより、暗い海の中で視界をすべてクラゲに覆われたような没入感を体験することができます。
大切に育てられたミズクラゲの展示
搬入の日程は、日本ペット&アニマル専門学校が12月13日13:00から、TCA東京ECO動物海洋専門学校が2025年1月17日13:00からとなっています。
学生たちが大切に育てたミズクラゲの様子を見るのは楽しみですね。
営業情報などはサンシャイン水族館公式Webサイトで確認することができます。
(サカナト編集部)
※2024年12月1日時点の情報です