サカナをもっと好きになる

キーワードから探す

「共生関係」の奥深さ

コバンザメは「片利共生をするちゃっかり者」。そんなイメージが覆され、「コバンザメによるクリーニング行動」という非常に興味深い行動が観察された、今回の研究結果。

一方で「片利共生と相利共生は必ずしも明確に区別できるものでもない」という、生き物たちの共生関係の奥深さにも気付かされました。

これからも、バショウカジキの飼育展示への挑戦を始め、アクアマリンふくしまでの調査研究活動を心から応援しています。

(サカナトライター:アル)

参考文献

アクアマリンふくしま-お掃除屋さんはエラの中? 「世界初!バショウカジキとコバンザメのふしぎな関係を解明」

SPRINGER NATURE Link:Symbiotic cleaning relationship between a sailfish (Istiophorus platypterus) and remoras (Remora osteochir)

1

2

  • この記事の執筆者
  • 執筆者の新着記事
アル

アル

水族館で、魚を撮ろう!

「水族館はいいぞ」「魚はいいぞ」を伝えたいと思いながら、水族館で魚の写真撮ったり自宅で魚を飼ったりしてる人。将来の夢は水族館のお兄さんでした(今は違います)。

  1. 水族館だからこその発見! <バショウカジキ>展示を通して「水族館での飼育観察の意義」考えてみた

  2. バショウカジキとヒシコバンの<共生関係>が明らかに? アクアマリンふくしまの担当者に話を聞いてみた

  3. 独特な<カニダンス>を見るコツとは? 仙台うみの杜水族館でチゴガニとコメツキガニの展示開始

関連記事

PAGE TOP