~travelling museum~ 博物俱楽部とSAKANA BOOKS(サカナブックス)は8月23日(土)、新宿高島屋主催の「つづくつなぐマーケット2025」に出展し、ワークショップ『チリメンモンスターをさがせ!』を実施します。
~travelling museum~ 博物倶楽部は、首都圏近郊の市民でつくるサイエンスボランティアサークル。東京都新宿区にある魚に特化した小さな本屋SAKANA BOOKSと共催で、ちりめんじゃこに隠れた小さな生きものたちをワークショップを開催します。
シラスを漁獲する際に混ざっている、小さな稚魚やタコやイカ、カニ、エビなどの幼生といった小さな海洋生物を、ちりめんじゃこの中から探すワークショップです。2025年初夏の瀬戸内海産のちりめんじゃこを使用し、海洋生物の豊かさや多様性を探求します。
小さなチリメンモンスターを通して広い海を学ぶ
ちりめんじゃこの原料となるイワシ類の仔稚魚(シラス)を漁獲する際、様々な種類の稚魚やイカ、タコ、甲殻類などの幼生といったミクロな海洋生物が混ざることがあります。
これらの生物をモンスターにみたて、「チリメンモンスター」(略称:チリモン)と呼称しています。

チリモンは海の生物多様性や海洋環境保全を学ぶ教材として取りあげられ、全国各地で「チリモン探し」のワークショップが実施。今回のワークショップでは、2025年初夏の瀬戸内海産のちりめんじゃこを用いた「チリモン探し」を通して、海洋生物の豊かさや多様性を楽しく探求します。
3部制で各回8人まで 参加は先着予約制
『チリメンモンスターをさがせ!』は8月23日(土)、新宿高島屋の11階にある催会場で開催。14時、15時半、17時の3部制で、実施時間は約30分。参加費は1人500円で、配布するチリモン試料は持ち帰りが可能です。
各回の定員は8名で、予約制・先着順。新宿高島屋の事前来店予約サービスのページから、『【新宿タカシマヤ】つづくつなぐマーケット2025「チリメンモンスターを探せ!」8月23日(土)』を選択し、時間を選択することで事前予約が完了します。

本イベントで使用するチリモン試料の中には、甲殻類アレルギーの原因となるエビ・カニ類の幼生や、軟体類アレルギーの原因となるイカ・タコ類も含まれるため、注意が必要。また、チリモン試料は食用品ではなく、ビニールや木材片などのゴミが含まれていることがあり、衛生上の観点からも食べることはできません。
新宿高島屋「つづくつなぐマーケット2025」とは
「つづくつなぐマーケット2025」は、フードからファッション、アート、リビングまで多彩なジャンルのアイテムが並ぶイベント。新宿高島屋の若手社員が、日頃担当しているジャンルにとらわれず、リアルに“推したいモノ”を集めて販売する催事です。
期間は8月21日(木)から25日(月)まで。SAKANA BOOKSの出展ブースでは、オリジナルグッズや書籍を販売します。
※2025年8月21日時点の情報です
(サカナト編集部)