一般社団法人海のごちそう推進機構と一般社団法人ODYSSEYは来年1月24日、宮城県東松島市の特産品である海苔をテーマにした食文化体験イベント「日本さばける塾 in 東松島」を開催します。
宮城県内在住の外国籍の家族を対象としたイベント。東松島の海や水産業の魅力を体感しながら、日本の海の食文化や海洋環境について学ぶことを目的として開催するそうです。
実践を通して日本の海を学ぶ
イベント当日は、参加者自らが海苔を漉いて板海苔を作る「海苔すき体験」に加え、東松島市の漁業を支える海苔工場の見学を実施。
また、地元漁師や研究者による「海を味わう学びの講座」では、気候変動による魚種の変化や藻場の減少といった、東松島の海が直面する課題について、現場の声を交えて学ぶことができるといいます。
板海苔(提供:PhotoAC)地域の特産品である海苔を自ら作る「海苔すき体験」では、最後に出来上がった海苔と季節の魚を使って手巻き寿司として実際に試食。自らで食べることで、地域の海産物や食文化への理解と関心の向上を目指します。
東松島の海に詳しくなれる
東松島の海(提供:PhotoAC)会場は大曲市民センター(宮城県東松島市大曲寺沼194)と、ちゃんこ萩乃井(宮城県東松島市河戸29−2)。海の学び講座から海苔すき・工場見学、郷土料理づくりまで、海と人とのつながりを多角的に感じることのできる講座となっています。
詳しくは一般社団法人ODYSSEYのインスタグラム投稿に掲載されています。
※2025年12月16日時点の情報です
(サカナト編集部)