サカナをもっと好きになる

キーワードから探す

フィールドワークで得られる<かげがえのないもの>

今回の旅で強く感じたのは、幼魚の隠れ家となるアマモ場が、驚くほど少なくなっている現実です。途中でお会いした地元の方からは「昔はたくさんアマモ場が繁茂していた」と聞き、悲しい気持ちになりました。

もし、今もその環境が残っていたなら、もっと多くのアカメの幼魚や他の生き物たちがここにいたのかもしれません。

mont-bellのアカメTシャツとアカメの幼魚で記念撮影(撮影:川鮫工房)

実際に自然の中へ足を運ぶことで、その生き物がどういった環境で暮らしているのか、どんなところが居心地が良いのか、初めて行く場所、何度も訪れたことがある場所でも、その度に新しい気づきや発見があります。

今後も新たな出会いや発見を求めて、私はフィールドワークを続けていこうと思います。

(サカナトライター:川鮫工房)

1

2

  • この記事の執筆者
  • 執筆者の新着記事
川鮫工房

川鮫工房

人とフィールドを繋ぐ生き物作家

日本産淡水魚と板鰓類のお魚作家。日本産淡水魚と板鰓類をこよなく愛する元水族館飼育員。幼少の頃から、地元の川で日本産淡水魚の魅力にどっぷり浸かってからというもの魚尽くしの人生を送ってきました。現在は作品を通して魚の魅力や生態を発信する活動をしています。

  1. <アカメの幼魚>に出会えた2025夏の旅 淡水魚の聖地・高知県四万十川で憧れの魚を探す

  2. 私の初恋の相手は<オイカワ> 婚姻色のエメラルドグリーンが水面に輝く

関連記事

PAGE TOP