海遊館(大阪市港区)は4月21日、タカアシガニの赤ちゃんの展示を開始しました。
展示されているタカアシガニの赤ちゃんは海遊館で誕生した個体(メガロパ幼生)5匹となっており、大きさはわずか3ミリほどとのことです。
世界最大の甲殻類<タカアシガニ>
タカアシガニ Macrocheira kaempferi は世界最大の甲殻類で、オスは鋏脚を広げると3メートル以上にもなります。
タカアシガニ(提供:海遊館)本種は日本近海や台湾に生息。普段は深海で生活していますが、春になると産卵のために浅海へ移動することが知られています。
ゾエア幼生(Ⅰ期)(提供:海遊館)孵化した卵は脱皮を繰り返し、ゾエア幼生(Ⅰ期)、ゾエア幼生(Ⅱ期)、メガロパ幼生、稚ガニへと変態。やがて大きな成体へと成長していきます。
3ミリしかないメガロパ幼生
海遊館では、1990年の開業当初より深海を再現した「日本海溝」水槽でタカアシガニの飼育展示が行われてきました。
今年3月3日には、水槽内でタカアシガニの赤ちゃんが生まれていることを同館の飼育員が発見。約500匹を予備水槽へ移動させ、餌を与えつつ見守っているといいます。
メガロパ幼生(提供:海遊館)今回、展示が開始されたタカアシガニの赤ちゃんはメガロパ幼生5匹で、大きさはわずか3ミリほど、脚を広げても5ミリ程度しかないとか。
メガロパ幼生は近日中に稚ガニへと成長する見込みとのことです。
今しか見られない貴重な姿
今回、海遊館では世界最大の甲殻類であるタカアシガニのメガロパ幼生の展示が始まりました。
今しか見られないタカアシガニの貴重な姿を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳しい情報は海遊館公式WEBサイトで確認することができます。
※2026年4月30日時点の情報です
(サカナト編集部)