実際に見て感じるイワナのこと
上高地は中部山岳国立公園の特別保護地区の中でもアクセスがよく、訪れやすい場所です。自然環境についても多くのことが学べ、肌で感じることのできるところです。明神池近くの嘉門治小屋では「岩魚の塩焼き」が名物で、頭からしっぽまで美味しく食べることができます。

岩魚の塩焼き(提供:PhotoAC)
イワナ自体の問題は、先日公開された映画『ミルクの中のイワナ』でも取り上げられていました。
世界各国の環境保全や生物多様性をテーマに掲げる映画祭で注目の映画として評価されている作品『ミルクの中のイワナ』が2024年4月から、東京・アップリンク吉祥寺など全国で順次公開されます。 環境保全や地域社会などをキーワードに多様な研究者、漁協関係者、釣り人の声を集めたドキュメンタリー映画です。 ...
上高地で交雑種が増え始めてから100年ほど経っている現在、純在来種のイワナが減っていることは確かです。そして、もしかすると私たちが思う「上高地のイワナ」はもうすでに交雑種だったのではないでしょうか。
自然のイワナが減っていること、自然のまま魚と共存するということ、変化していく自然の中で何を守っていくべきか、考えるきっかけとして「上高地のイワナ」に会いに行ってみてはいかがでしょうか。
(サカナトライター:小園梓)
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