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香川県のNPO法人が“海洋ごみの分別基準”を11種類に統一 <回収・調査・再資源化>で共通運用へ

NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(香川県小豆島町)は、海洋ごみの分別基準を11種類に統一し、7月1日から運用を開始しました。

回収、調査、再資源化の各活動で共通の分類基準を採用することで、データの比較や回収作業の効率化、資源循環の促進につなげる考えです。

回収から再資源化までを見据えた分類基準へ

クリーンオーシャンアンサンブルは、海洋ごみの回収活動に加え、ごみの種類や重量を記録する調査、回収物の再資源化に取り組んでいます。

同団体によると、これらの活動を進める中で、回収現場で分別しやすく、調査データとして比較しやすいことに加え、再資源化にも活用しやすい分類基準が必要と判断したことから、分別方法を見直したといいます。

新たな基準では、分類名称や表示順、日本語・英語表記を統一し、活動場所や参加者が異なる場合でも、同じ基準で海洋ごみの分別や計量、記録ができるようにしています。

発泡スチロールや漁具など11種類に分類

海洋ごみの11分類(提供:NPO法人Clean Ocean Ensemble)

新たな分別基準では、海洋ごみを発泡スチロール、ペットボトル、硬質プラスチック、軟質プラスチック、ボール、釣具、漁具、ビン・ガラス、缶、鉄・鉛、その他の11種類に分類します。

このうち「その他」は、複数の素材が組み合わさるなど、単一の分類が難しい混合物を対象としています。また、「釣具」と「漁具」は用途や発生源の違いを把握するため、それぞれ独立した分類として扱います。

地域ごとの比較や漂着傾向の分析に活用

統一した分類基準は、7月1日以降に実施するビーチクリーンや海洋・河川ごみの回収活動、海洋ごみ調査で運用されます。

同団体は、共通基準で蓄積したデータを活用し、地域や時期による海洋ごみの種類や量の比較、漂着傾向の分析、回収活動の改善、再資源化手法の検討などにつなげる方針です。

クリーンオーシャンアンサンブルは2020年に設立され、日本と東ティモールを中心に、海洋ごみ問題の解決に向けた活動を展開しています。

(サカナト編集部)

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