四国水族館(香川県宇多津町)で10月1日、全身に黄色いまだら模様が入った珍しいニホンウナギの展示が始まりました。
岡山県の児島湖で捕獲された野生個体で、通常とは異なる鮮やかな体色が特徴。本館棟2階の淡水ゾーン「陽だまりの景」で見ることができます。
白・黒・黄のまだら模様をもつニホンウナギ
ニホンウナギは一般的に、黒っぽい背中と白い腹部という体色をしています。一方、今回展示されているニホンウナギは、白、黒、黄の3色によるまだら模様が全身に見られる個体です。
黄色いまだら模様のウナギ(提供:株式会社四国水族館開発)遺伝子の変異などによって、通常とは異なる色彩をもつ個体が生まれることがあり、こうした色彩変異はさまざまな生物で確認されています。野生下では、周囲の環境から目立つ体色が外敵に見つかりやすくなるため、生存には不利になる場合があるそうです。
外敵の少ない環境で見つかるケースが多い
ニホンウナギでも白と黒のまだら模様や、今回のような白・黒・黄色のまだら模様をもつ個体が確認されていますが、養鰻場など外敵の少ない環境で見つかるケースが多いとされています。
一方で今回の個体は、岡山県の児島湖でウナギ漁によって捕獲された野生個体です。特徴的な体色をもちながら野生環境で生き残った個体であることから、珍しい事例となっているようです。
捕獲した漁師から「多くの人に見てもらいたい」との意向で寄贈され、四国水族館で展示されることになりました。
熟したバナナのような鮮やかな黄色
展示個体の特徴は、顔や胴体に広がる鮮やかな黄色の模様です。一般的なニホンウナギとは大きく異なる色合いで、黒や白の体色と黄色が混ざった独特の模様になっています。
黄色いまだら模様のウナギ(提供:株式会社四国水族館開発)四国水族館では現在、この黄色いまだら模様のニホンウナギ1尾を展示。生きものの状態などによって、予告なく展示内容が変更または中止される場合があります。
詳しくは、四国水族館の公式ホームページに掲載されています。
※2026年10月8日時点の情報です
(サカナト編集部)