2025年、出会いたいサカナ。私はタヒチのダイビングで見られる海のサカナに出会いたいと思っています。
タヒチは魚影が濃く、ダイバーにとっての楽園のような島々なのです。
タヒチって国名?
日本ではタヒチの名前で知られていますが、タヒチは国名ではなく、島の名前です。タヒチ島を含む118の島々は、フランス領ポリネシアという領土に属しています。
オーストラリアと南米の真ん中あたりにある島々で、日本からは直行便で11時間ほどの場所です。
ダイバーの間では、ツアモツ諸島(ランギロア、ファラカバ、ティケハウなど)というサンゴ礁でできた島「環礁島」がよく知られています。
タヒチのダイビングで見ることができるサカナ
タヒチアンブルーと呼ばれる美しい青色の海には、壮大なコーラルリーフが広がっています。そこは、豊かな海洋生物の世界。
「海の恋人」とも呼ばれたフランスの伝説的な海洋学者ジャック・イヴ・クストーが、「地球上でもっとも魚影の濃い環礁のひとつである」と絶賛し、愛していた海と言われています。
ハンマーヘッドシャークやメジロザメなどのサメ、ウミガメ、マンタ、マダラトビエイ、ナポレオンフィッシュ、バラクーダ、イルカ、クジラ…と、タヒチにはダイバー憧れのサカナが多く生息しています。
そんな生きものたちをぜひこの目で見てみたいのです。
タヒチの国民的なサカナ料理
日本と同じように豊かな海に囲まれたタヒチには、伝統的・国民的な魚料理がたくさんあります。
その一つが「ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココ」。新鮮な生のサカナをココナッツミルクに漬け込み、仕上げにライム果汁を一絞りした一品です。
タヒチ観光局によると、タヒチにあるほとんど全てのレストランで提供されているほど愛されている国民料理だそうです。タヒチに行った際は、必ず食べたい一品です。
2025年はどんなサカナに出会えるのか、今からわくわくします。海は広く、色んな出会いに満ちているので、見逃さないように1ダイブ1ダイブ大切に潜りたいなと思います。
みなさんも素敵なサカナとの出会いがありますように。
(サカナトライター:百葉)