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2つの種族が共存する家族の温かな様子にほっこり

音や歌によってコミュニケーションをとるイルカクジラシャチたち。彼らは、想像の何倍も社会性を持つ生きものでした。

8章の「クジラ、イルカ、シャチ、最も謎めいた動物」では、彼らの複雑な社会構造や生き方について触れています。

私が特に興味深いと感じたのは、クジラと共存するイルカの話です。

イルカの群れ(提供:PhotoAC)

もともと体に障害があるらしい野生のイルカが、マッコウクジラの家族に受け入れられ、共存していたというのです。生態も食べ物の好みも違う彼らが、野生という環境下で家族のような関係性を築いている──というのは、私にとってかなり驚きの内容でした。

クジラはまるで自身の子どものようにイルカと戯れ、イルカもその様子に身を任せている姿を想像すると心が温まります。

さらに研究が進んで彼らのことを知ることができれば、人間はイルカやシャチたちともっとコミュニケーションができるのではないか、とワクワクするような気持ちになれたのでした。

生き物を身近に感じる一冊

生きものを観察する中で抱く「なぜ?」という疑問に対する答えも、生きものたちの知られざる行動の秘密も、この本の中に詰まっています。

人間とは似ても似つかないと思っていた生き物たちも、この本を読んだあとはずっと身近な存在に感じられるようになりました。生き物の行動には理由があり、それは意外にも「人間らしい」理由だったりするのです。

(サカナトライター:秋津)

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秋津

幼少期から魚が大好きで、祖母が作ってくれた魚のぬいぐるみと過ごす。大人になってからも水族館や魚グッズを集めてまわる。うつぼが好きすぎて結婚指輪もうつぼにしてもらう。

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