古代魚シーラカンスの本当の姿
シーラカンスの特徴ひとつひとつが、現代の魚とはまったく違う進化をたどってきた証といえます。
軟骨主体の骨格、脂肪で満たされた浮袋、空洞の脊柱、肉鰭の独特な動き、そして胎生による命の継承。
シーラカンスは、地球の歴史の中で変化を重ねながらも、自らの古代からの姿をそのまま保ってきた生き物といえます。
(サカナトライター:こやまゆう)
参考文献
公益財団法人かずさDNA研究所-かずさDNA研究所ニュースレター 第53号
TECK+-シーラカンスの胸ビレから人間の腕の筋肉の原型を発見 – 金沢工大など
標本ナビ-2009 33回企画展 「シーラカンスの謎に迫る -ブラジルの化石と大陸移動の証人たち-」 レポート開催期間:2009年7月11日~8月30日開催場所:群馬県立自然史博物館
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